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1000馬力超のオープン・スーパーカー ランボルギーニ新型「フェノメノ・ロードスター」世界初公開 15台限定モデルはなぜクーペ版よりも“3億7000万円”も高いのか

0-100km/h加速2.4秒、最高速度は340km/h

 ランボルギーニが新しいフューオフモデル「フェノメノ・ロードスター」を発表しました。

 フューオフモデルとは、世界中で数台から数十台程度が限定生産される特別なモデルのこと。ランボルギーニは2007年に発表したレヴェントンを皮切りにして、これまで9台のフューオフモデルを発表してきました。

 2025年にリリースされた前作フェノメノに続くフェノメノ・ロードスターは、その名から想像されるとおり、フェノメノのオープントップ版です。一般的に、この種のオープンモデルは、ルーフを取り外しできるデタッチャブルトップ、もしくは開閉式ルーフのどちらかとされるケースが主流ですが、フェノメノ・ロードスターは「ルーフを閉める」ことができない純粋なオープントップ。つまり雨天時を想定していない、極めて潔いモデルといっていいでしょう。

 なぜ、フェノメノ・ロードスターはそれほどキッパリと実用性を切り捨てた構造にすることができたのでしょうか。

世界初公開されたランボルギーニ新型「フェノメノ・ロードスター」
世界初公開されたランボルギーニ新型「フェノメノ・ロードスター」

 フェノメノ・ロードスターの生産台数は全世界でたったの15台。しかも、1台およそ500万ユーロ(約9億2000万円)と天文学的な価格です。

 おそらく、フェノメノ・ロードスターのオーナーは、これ以外にも数台、もしくは数十台のクルマを所有していて、そのときどきの目的に応じて使い分けているはず。そのなかでも、フェノメノ・ロードスターはとりわけ高価で貴重なスーパースポーツカーなので、「ちょっとコンビニまで出かける」ときに使うとは思えません。

 おそらく、普段は自身のガレージに収めてその美しい姿を愛でるいっぽう、特別なイベントなどがあればフェノメノ・ロードスターで乗りつけるといった使い方が一般的なのではないでしょうか。いいえ、イベント会場まで自走するよりは、厳重に車両を保護できるトランスポーターで運ぶことを、フェノメノ・ロードスターのオーナーであれば好むはずです。

 それくらい大切なクルマですから、雨の日に乗るなどもってのほか。

 また、デタッチャブルトップにしても開閉式ルーフにしても、ルーフを取り付けるにはデザイン上の妥協を余儀なくされるので、そもそもルーフなしの設計としてデザイン性を極めてほうがオーナーにとっても都合がいいはず。

 さらにいえば、歴史的に見ると、オープントップモデルのほうがハードトップモデルよりも将来的な価値は高くなる傾向にあるので、その意味でもオープントップモデルのフェノメノ・ロードスターは魅力的といえます。

Next前後のサブフレームをロードスター用に専用設計
Gallery 【画像】超カッコいい! ランボルギーニの新スーパーカー「フェノメノ・ロードスター」を写真で見る(14枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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