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大陸横断の冒険も楽しめそう! ロングツーリングも快適なハーレーダビッドソン・BMW・ホンダの「大排気量アドベンチャーバイク」3選

ドイツと日本の大排気量アドベンチャーバイク

 ここからは、ハーレーダビッドソン「パンアメリカ1250リミテッド」のライバルというべき2台のモデルをご紹介しましょう。

■BMW「R1300GSアドベンチャー」

 BMWの「R1300GSアドベンチャー」は、このカテゴリーの“王者”として君臨しているモデルです。BMWモトラッドの代名詞でもある水平対向2気筒エンジンを搭載し、30リットルという大容量の燃料タンクも装備しています。

“ボクサー”エンジンは最高出力145psを発生。フロントのテレレバー、リアのパラレバーというBMW独自のサスペンション機構はしっかり路面をとらえつつ、前後のピッチングなどの動きを抑制してくれるので、長い距離を走るほどライダーの疲労を軽減してくれます。

「R1300GSアドベンチャー」も停止時に車高が自動で下がるアダプティブ車高制御を備えているため、見た目は堂々たる車体ながら、小柄なライダーでも乗車可能。実際に乗ってみると、284kg(フル装備時)という車重がウソのように軽快に扱えるのも支持されているポイントです。

 シフトチェンジを自動でおこなってくれる“オートメイテッドシフトアシスタント”もオプションで選択可能。適したタイミングで変速してくれるほか、通常どおり、左足のレバーで任意のタイミングで変速することもできます。

 同機能は、発進/停止時のエンストの心配がいらないのが何よりのメリット。特に、大柄なバイクで未舗装路を走る際、絶大な安心感をもたらしてくれます。

BMW「R1300GSアドベンチャー」
BMW「R1300GSアドベンチャー」

 価格は340万9000円〜。BMWらしい“ボクサー”ツインのフィーリングを感じながら旅に出かけたい人や、オフロードを含めたロングツーリングの相棒を探しているライダーには並ぶもののない選択肢といえるでしょう。

■ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン」

 このカテゴリーで高評価を得ている国産モデルが、ホンダの「CRF1100Lアフリカツイン」です。並列2気筒のエンジンに自動変速が可能な“DCT(デュアルクラッチ式トランスミッション)”を組み合わせ、6軸IMU(慣性センサー)による繊細な車体制御で快適なツーリングをサポートしてくれます。

 エンジンの最高出力は102psですが、ホンダが得意とする“ユニカム(OHC)”構造と253kgという今回の3台で最軽量の車体のおかげで、軽快な走りを楽しめます。

 他メーカーに先駆けて実用化し、ノウハウを蓄積してきた“DCT”による自動変速はオフロードでも的確で、クラッチやシフトの操作から解放されるため、ライダーは車体を操ることに集中できるのがメリット。必要なときには左手側のスイッチで、任意に変速することも可能です。

 トラクションコントロールやABSだけでなく、サスペンションも電子制御化されているので、未舗装路での安心感は絶大。IMUと連動して車体姿勢や路面状況に合わせて制御されるので、オンロードとオフロードなど異なる特性が求められるツーリングでもしっかりサポートしてくれます。

 アルミ製のパニアケースやエンジンガード、フォグランプなどのオプションも充実していて、大陸を横断するようなロングツーリング仕様にすることも可能。同カテゴリーの輸入バイクに比べて抑えめの、225万5000円〜という価格も魅力でしょう。

ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン」
ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン」

 ちなみに「CRF1100Lアフリカツイン」シリーズには複数のバリエーションが用意されていましたが、2026年から販売されるのは「CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツES DCT」という名称だったグレードのみ。受注生産とされていて、受注期間は6月1日までとなっています。

* * *

 アドベンチャーバイクは中小排気量モデルでも人気が高まっていますが、長距離ツーリングでは余裕のある大排気量モデルが快適なのは、揺るがない事実。いつかはこのクラスのアドベンチャーバイクで冒険に出かけてみたいと憧れているライダーも少なくないことでしょう。

Gallery 【画像】超カッコいい! これが世界的に人気の大排気量アドベンチャーバイクです(30枚以上)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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