無灯火で5000円、信号無視で6000円!? 自転車の「青切符」制度施行から2か月 安全に運転するにはどうすれば良い? サイクリスト目線で考えてみた
「車道走行に危険を感じたら、歩道を走ってもいい」!?
では車道において、自転車はどうすればより安全に走ることができるのでしょうか。

自転車にとって、もっとも厄介な問題は、路上駐車です。
「自転車は車道を通行」という原則の徹底を受け、車道には「普通自転車通行帯」「矢羽根型路面表示」の整備が進められましたが、ここが路上駐車、とくに急増している軽ワンボックスによる宅配の駐車スペースとして使われている例は、都市部の道路のあちこちで目にする光景です。
また自転車通行帯をオフセットする形でパーキング・チケットの駐車枠が整備されているところも増えていますが、そうした場所でも駐車枠を無視して自転車通行帯に停めているクルマは少なくありません。
こうした駐車車両については、その右側を通過せざるをえません。その際にはややオーバーアクションでも手信号を後方のクルマに示し、目視で安全確認して進路変更しましょう。
薄暮や夜間の走行では、反射材が効果を発揮します。100円ショップで販売される腕に巻くタイプの反射材が、コスパもよくておすすめです。
そして進路変更に危険を感じたら、躊躇なく停止し、クルマをやりすごす勇気も必要です。たとえ相手方の過失が多くても、交通事故になったときに大きな被害を受けるのは自転車側だからです。
また「著しく交通量が多い」「車道の幅が狭い」など、通行すると事故の危険があるときは、「普通自転車歩道通行可」の標識がない歩道でも、自転車は歩道を通行することが認められています。車道走行に危険を感じたら、歩道を走ってもいいと覚えておきましょう。
ただしこのときは、歩道の中央から車道よりを徐行することが義務づけられています。また歩行者の通行を妨げることになる場合は、一時停止しなければなりません。
※ ※ ※
一方、車道をより安全に走るための方法として、「安全に走れる車道を選ぶ」という逆転の発想も重要です。
都市部であれば、主要道路と並行して交通量の少ない脇道が走っていることがあります。こうした脇道をうまく使えば、やや時間はかかるものの、主要道路より安全に走ることが可能です。
また一定の距離の移動では、やや遠回りになっても、河川敷や土手上などの自転車道、緊急避難道路という選択肢もあります。
こうした道路には信号がないため、出発地や目的地によっては、車道を走るより遠回りでも、早く安全に移動できる可能性もあります。
ただこうした代替路は、スマホの小さな画面ではなかなか見つけづらいのが事実です。PCの広い画面で地図サイトを見て、ふだん使っている道以外に、より安全なルートはないか、探してみてはどうでしょうか。
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