クルマの真横を「全長60mの4両編成」が堂々と走り抜ける! 京都観光の“スキマ時間”で楽しめる「京阪京津線」の非日常な列車旅とは
日本でも有数の急勾配区間も見どころのひとつ
そして京津線にはもうひとつ見どころがあります。それは、山岳鉄道並みの急勾配区間があることです。

御陵駅の隣、「京阪山科駅」からびわ湖大津駅を経由し「京阪膳所駅」までの区間は「JR琵琶湖線(東海道本線)」の「山科駅」から「膳所駅」間と並行しています。
琵琶湖線の同区間が長いトンネルによりほぼ一直線で抜け、中間には「大津駅」があるのみです。一方、S字を描く京津線は、この区間に4つの駅が設置され、地域の足として役立っています。
ただ京都市と大津市の間には険しい山地があり、また京都市側と大津市側では約40mの標高差があります。
京津線はこの区間を「国道1号」に沿って走り、「大谷駅」と「上栄町駅」の間、国道1号が切り通しで抜ける下を「逢坂山隧道」で貫きます。
じつはこの区間の最大勾配は61パーミル(水平に1000m進む間に61m高くなる勾配)で、アプト式を除けば、「小田急箱根鉄道線」「東京都電荒川線」についで国内第3位の急勾配なのです。
急傾斜で知られる「南海高野線」「神戸電鉄有馬線」の最大勾配が50パーミルであることも考えると、京津線の“険しさ”がおわかりいただけるのではないでしょうか。
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このように、京津線は京都市街から乗り通すだけで、「地下鉄〜山岳鉄道〜路面電車」という、希有な列車旅を味わうことができます。
京都市中心部に近い「三条京阪駅」からびわ湖浜大津駅までは、約20分、運賃は470円です。びわ湖浜大津駅付近には、心地いいカフェや、琵琶湖を眺めながら散策できる公園もあり、午後のひとときを過ごすには絶好のポイントです。
京都を訪ね、ちょっと時間が余ったら、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
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