ハワイでケガして入院したら「2530万円」請求された!? 日本とはケタ違いの治療費 海外旅行に行った時に“リスク”を最小限にするためには?
1位は「治療・救援費用」で51.8%
さる7月15日、東京・大手町で「ジェイアイ傷害火災保険セミナー『海外旅行のリスク最前線2026』」が開催されました。
このセミナーは、海外旅行保険、国内旅行保険に強みを持つジェイアイ傷害火災保険が、自社の保険金請求データをもとに、海外旅行での病気やケガ、トラブルなどの実態を、わかりやすく周知するものです。
今回は、そのセミナーで示された“興味深い数字”をもとに、海外旅行で備えなければならないリスクについて案内したいと思います。

まず冒頭、ジェイアイ傷害火災保険から示された「2025年度の傾向」では、事故(保険金が支払われた案件)での件数ベースにおいて、「治療・救援費用」が51.8%で第1位、「携行品損害」が27.3%で第2位であることが紹介されました。
2024年度との比率での比較では、治療・救援費用が5.8ポイント減、携行品損害が2.6ポイント増となっていますが、第1位、第2位の順位は変わらず、同様の傾向が継続していると考えていいでしょう。
そして続く個別の事故での保険金支払い例では、医療費用が高額となった上位5件の事故が挙げられました。
第1位は「ハワイで足が腫れ救急車搬送、炎症性疾患で約3週間入院」で、2530万円が支払われました。
第2位も同じくハワイで、こちらは「足を痛め救急車搬送、診察の結果、骨折が判明し約1カ月入院」というものです。こちらも支払い保険金は2530万円(1万円未満の端数により、第2位)となっています。
第3位は「ザンビアで胸の痛みにより受診、心疾患で約1カ月入院」で2410万円、第4位は「オーストラリアで脳疾患により約3週間入院」、支払い保険金は1000万円です。
第5位は「アメリカで消化器疾患により数日間入院」、支払保険金は860万円です。
これらの事故で医療費用が高額となった理由は、医療費そのものに加え、家族による救援のための現地への渡航費用や、医療搬送による帰国費用が必要となったためとされています。ただ第5位のアメリカでの事例は「消化器疾患での数日間入院」という、日本では高額になるとは考えられない事例で、家族の渡航も医療搬送もなく、860万円という高額な医療費用となっています。
もし旅行保険に加入していなかったら、生活の基盤が揺るぐほどの出費を自己負担しなくてはならなかったでしょう。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】