ジャガー新型「タイプ01」世界初公開 新生ジャガー量産第1弾は2027年に日本上陸予定 気になる価格は
ダッシュボード上に置かれた車両後方を映し出すモニターに注目
インテリア・デザインにも、タイプ00で提案されたテーマがそのまま採用されているように思いました。

キャビンの中央を前後に貫き、左右のシートを明確に区切るセントラルスパインは、タイプ01にもほぼそのままの形で受け継がれました。直線基調のシンプルなデザイン、大型ディスプレイがさりげなく配置されたレイアウトなどもタイプ00とよく似ています。
キャビン周りでもうひとつ目を引く装備が、ダッシュボード上に置かれた車両後方を映し出すモニターです。
タイプ01にはリアウィンドウがないため、後方視界を確保するにはカメラに頼る以外に方法はありません。デジタルリアビューミラーと呼ばれるこの種の装備は、通常、ルームミラーが置かれていたウィンドウスクリーン上部に取り付けられましてきましたが、タイプ01はこれをダッシュボード上に設けたのです。
ただし、アメリカでは法規制の都合上、このディスプレイはウィンドウスクリーン上部に取り付けられるそうです。
いっぽうで、タイプ00で用いられていた金色に鈍く輝く真鍮(しんちゅう)の部品は、いずれも同じく金色に鈍く輝くアルミ製に置き換えられました。これは、主に耐久性を考慮して見直されたようですが、質感という意味ではオリジナルの真鍮とよく似ていて、とてもアルミ製部品とは思えない仕上がりです。
もっとも、タイプ01の特色はデザインだけではありません。その内部に潜むメカニズムにも数多くの新機軸が採用されています。
新開発のアーキテクチャー「JEA(Jaguar Electric Architecture)」には特許の出願数が360件を超えるほど独創的なテクノロジーを投入。たとえば高圧バッテリーなどには850Vアーキテクチャーを採用するとともに、118kWhの大容量バッテリーと組み合わせることで最大450マイル(約724km)の航続距離を実現したのです。
駆動方式もユニークです。
フロントに1基、リアに2基のモーターを搭載した3モーター方式でトルクベクタリングを実現するとともに、合計でジャガー史上最大となる1030psと1365Nmを発揮。0-100km/h加速はわずか3.2秒でこなすハイパフォーマンスを実現したのです。さらに、前後の重量バランスを50:50として良好なハンドリングを目指した点も注目されます。
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