80年代に登場した英国テイストのホンダ“単気筒スポーツ”を米国オークションで発見 37年前の「GB500ツーリストトロフィー」の価値は
状態が維持された1989年式モデルとオークションの落札結果
今回出品された個体は、1989年製造の北米向けモデルであり、2025年に前所有者から現オーナーへと引き継がれた車両です。

外観はゴールドのピンストライプが施された「メタリックブラックグリーン」のボディカラーで仕上げられています。
フロントフェンダーやサイドカバー、シングルシートカウルに至るまで当時の純正塗装の配色が維持されています。
また、ホイールには18インチのD.I.D製ワイヤースポークリムが採用され、2025年にIRC製のタイヤへと交換されています。
ブレーキシステムは、フロントに穴あきシングルディスクと2ピストンキャリパー、リアに機械式ドラムブレーキを装備しています。
そして、ハンドル周りにはアルミ製のセパレートハンドルが装着され、日本精機製のメーター類が配置されています。
メーターには時速115マイル(約185km)表示のスピードメーターと、7700rpmからレッドゾーンが始まるタコメーターが並びます。
エンジン周りに関しては、2025年にキャブレターのオーバーホールが実施され、2026年にはドライブチェーンとスプロケットが新品に交換されました。
オドメーターの表示走行距離は約8000マイル(約1万2800km)となっており、現所有者のもとで約250マイルが走行されています。
車体全体としては、年式相応の使用感や一部の補修痕はあるものの、オリジナルのパーツや質感が良好に保たれた状態です。
予備部品やオーナーズマニュアル、純正工具キットが付属した状態で出品されました。
今回のオークションでは22件の入札が行われ、最終的に5700ドル(約85万円)で落札されました。
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今回オークションに登場したGB500 ツーリストトロフィーは、1980年代の日本車が持つ独自の意匠と単気筒エンジンの魅力を北米市場へ伝えた歴史的な一台です。
登場から30年以上が経過した現在でも、適切な整備を受けながら北米の地で大切に維持されていることが示されました。
海外市場におけるビンテージバイクの取引において、このようなネオクラシックモデルの価値は今後も注目されていくと考えられます。
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