もう「おじさんっぽい」だなんて言わせない! SUVを凌駕する静粛性と走りを凝縮した いま“あえて”乗りたい現行「国産セダン」3選
続いてはマツダとトヨタのセダン
●マツダ「MAZDA3」
次に紹介するのは、マツダ「MAZDA3」です。
MAZDA3は、かつての「アクセラ」の名称を引き継ぎ、2019年に新世代商品群の第一弾として登場したモデルです。

エクステリアは、低くワイドな車幅とフロントからリアへ流れるワンモーションの凛としたクーペフォルムが特徴で、2026年7月の改良で追加された新色「エアログレーメタリック」や独自の「引き算の美学」に基づいた造形により、深みのある上質感が強調されています。
また、インテリアは一貫した水平基調のデザインが採用され、革職人と共同開発した上質な質感のインストルメントパネルや、視認性に優れた大型のセンターディスプレイが効率的に配置されています。
そして、パワートレインは、新しく追加された2.5リッター直噴ガソリンエンジンに独自のMハイブリッドを組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載しており、WLTCモードで15.9〜16.7km/Lの優れた燃費性能を保持しています。
機能面では、危険を先読みして衝突回避をサポートする安全運転支援システム「スマート・ブレーキ・サポート(SBS)」などの先進安全技術が全車に標準装備されています。
さらに、商品改良では上位の「25L」グレードを中心に、緊急時車線維持支援(ELK)の追加やアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)の夜間照射機能の進化、360度ビューモニターの標準化といった安全・快適装備が大幅に充実しています。
なお、価格はスマートな装備の「20S」グレードが275万0000円、新パワートレインを搭載した上位の「25L」グレードが319万0000円です。
●トヨタ「クラウン・セダン」
最後に紹介するのは、トヨタ「クラウン・セダン」です。
クラウン・セダンは1955年に初代が登場して以来、国産高級車の象徴として代を重ねており、現行型は16代目にあたります。

エクステリアは、低重心で伸びやかなプロポーションとリアに向かって流れる王道の3ボックスフォルムが特徴で、鋭い意匠のヘッドライトや大型フロントグリルにより堂々たるワイド感が強調されています。
また、インテリアは一貫した水平基調のデザインが採用され、12.3インチの大型ディスプレイや、おもてなしの空間を演出するマルチカラーイルミネーションが配置されています。
そして、パワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジンに2基のモーターと変速機構を組み合わせた「マルチステージハイブリッドシステム(HEV)」を搭載しており、WLTCモードで18.0km/Lの燃費性能を保持しています。
機能面では、事故のリスクを先読みしてステアリングやブレーキ操作をさりげなくサポートする最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)」が全車に標準装備されています。
さらに、2026年9月の一部改良によって新設された「G」グレードでは、後席重視の装備をスマートに省き、ドライバー自身が運転する歓びやセダン本来の基本性能を純粋に味わえる特化型の仕様を備えています。
なお、価格は新設定のドライバー向け「G」グレードが649万9900円、上位のショーファーカー仕様である「Z」グレードが753万0000円です。
※ ※ ※
国産のセダンモデルは、各メーカーが独自の技術を取り入れることで、時代の要求に合わせて進化を遂げてきました。
セダン特有の静粛性や優れた走行安定性は、最新の電動化技術や高度な運転支援システムと組み合わされることで、その価値がさらに引き上げられていると言えます。
環境性能と利便性を両立した電動化技術の進化により、今後国産セダンがどのような進化を遂げていくのか、その動向にも注目が集まりそうです。
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