丸でも四角でもない“クッション型”! ハミルトン新作は30mmと34mm、1926年の意匠を手巻きで再構築
100年前の意匠を、今の時計として選ぶ
丸い時計ほど輪郭が一様ではなく、角型ほど直線的でもない。ハミルトンが2026年10月1日に発売した「クッション メカ」は、その中間にある形を楽しむ時計です。四隅を丸めたケースに数字や目盛りを配した顔つきが、一般的なラウンドケースとは異なる表情をつくっています。
着想源は、1926年の「クッション プレーン」と「クッション エングレーブド」。アールデコの幾何学的な意匠を、現行モデルとして選べるようにしたコレクションです。古い時計そのものを探すのとは違い、当時を思わせる形と現在の機構をひとつに楽しめます。

30mmと34mm、輪郭と数字の組み合わせを見る
ケースは30×30mmと34×34mmの2サイズで、厚さはいずれも8.1mm。単純に4mmの差と捉えるだけでなく、文字盤の余白や数字の並び方とともに比べたいところです。円形とは異なる輪郭なので、手首での見え方まで含めて好みを確かめると選びやすくなります。
例えば34mmのH36139520は、イエローゴールドカラーのPVD加工ケースにベージュの文字盤とブラウンのレザーベルトを組み合わせたモデル。角張ったアラビア数字が、曲線を含むケースの中にリズムをつくっています。金色の外装ですが、金無垢ケースではなくステンレススチールへのPVD加工です。
対して30mmのH36109710は、白い文字盤に黒いローマ数字を組み合わせた顔つき。色を抑えた構成の中で、数字とケースの形が引き立ちます。どちらも6時位置に小さな秒表示を設けていますが、インデックスの書体を替えるだけでも印象は大きく変わります。

小さな秒針と、手で巻き上げる時間
搭載するH-42は、ETA 7001をベースにした手巻きムーブメント。ニヴァクロン製ヒゲゼンマイを備え、パワーリザーブは57時間です。30mmと34mmで基本の機構が共通するため、大きさを変えても手でゼンマイを巻く楽しみは変わりません。
この時計は、腕の動きで巻き上げる自動巻きではありません。時刻を確かめるだけでなく、リューズを操作して日々付き合う時計を選びたい人に向く構成です。購入時には、操作のしやすさやサイズ感も実物で確かめたいところです。
価格はステンレススチールの各モデルが16万6100円、イエローゴールドカラーのPVDモデルが18万3700円(いずれも消費税込)。小さい方が必ず安いという分け方ではなく、両サイズに同じ価格帯が用意されています。サイズ、数字、ケースの色。複数の組み合わせから、自分が惹かれる1920年代の表情を探せるコレクションです。
製品仕様
・製品名:ハミルトン クッション メカ
・34mm品番:H36139520/H36149710/H36129730
・30mm品番:H36119520/H36109720/H36109710
・価格(消費税込):16万6100円(H36149710/H36129730/H36109720/H36109710)
・価格(消費税込):18万3700円(H36139520/H36119520)
・発売日:2026年10月1日
・ケース:ステンレススチール、一部イエローゴールドPVD加工
・サイズ:34×34mmまたは30×30mm、厚さ各8.1mm
・ムーブメント:H-42、手巻き、57時間パワーリザーブ
・表示:時・分、6時位置スモールセコンド
・風防:反射防止加工サファイアクリスタル
・防水性能:5気圧
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