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およそ8億円!! フェラーリに対抗した「300SLガルウイング」はどうして通常モデルの3倍もの値段なのか

新車「SL」1台分以上の値段でレストアされたガルウイングとは

 今回RMサザビーズのアリゾナ・オークションに姿を現したアルミ・ボディの300SLクーペは、24台の1955年式の中の1台で、13番目に生産されたモデルであることが確認されている。

アルミ・ボディの「300SL」は、29台製造されたことになっている。とにかく希少なモデルだ(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's
アルミ・ボディの「300SL」は、29台製造されたことになっている。とにかく希少なモデルだ(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's

●高値の理由は希少なアルミ・ボディにあった

 ファースト・オーナーは自身も優れたレーシング・ドライバーであった、モロッコのカサブランカに住むジョセフ・F・ウェッカーレ氏。

 このモデルには必要なすべての装備が与えられていたほか、オプションのギアレシオが3.42となるデファレンシャル、270km/hがフルスケールのスピードメーターなど魅力的な追加装備も与えられ、その他すべての仕様がオリジナルであることは、今回のオークションに際してメルセデス・ベンツによって証明されている。

 そして1960年代にアメリカに渡ったこのモデルは、1975年には当時の4万5000ドル(現在のドル換算で17万2000ドル=約1980万円)を投じてフルレストアされている。

 シャシ、アルミ・ボディ、エンジン、リアアクスル等々、すべてがナンバーマッチしているミントコンディションの300SLクーペ。それは多くの自動車ファンにとってもっとも高い人気を誇り、また見る機会が少ないメルセデス・ベンツの1台だ。

* * *

 今回同じオークションで、スチール製ボディの300SLクーペが171万ドル(邦貨換算約1億9640万円)で落札されているが、こちらのアルミ製ボディの予想落札価格は700万−900万ドルであった。しかし、実際の落札価格はそれには届かず682万5000ドル(邦貨換算約7億8700万円)であった。

 アルミ製ボディの300SLは、スチール製ボディの約3倍の価値があるということである。

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●Arizona 2022 – 1955 Mercedes-Benz 300 SL Alloy Gullwing

予想以上に乾いたいいエンジンサウンドです

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「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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