ピニンファリーナが美しいSUVをデザイン! ベトナム新興BEVメーカー「ヴィンファスト」の「VF 8/VF 9」とは?
ピニンファリーナが提案するモビリティの近未来とは
VF 8とVF 9のボディデザインは、お互いにとても個性的だ。VF 8ではあたかも空気の流れを可視化したかのようなルーフとウエストラインのコンビネーションが最大の特徴で、SUVの中でもそのスタイリッシュな印象は強いインパクトとして見る者の目に残る。
インテリアは、インパネ中央に15.6インチのLEDのメーターパネルをレイアウトしたすっきりとしたデザインで、今回発表された画像からは縦方向、横方向にも十分なスペースの余裕があることが予想できる。

一方のVF 9はフローティング・デザインのルーフがデザイン上の大きな特徴。リアエンドはほぼ垂直にカットされ、荷物の積載性などSUVとしての機能性も十分に確保されていることが分かる。
こちらのシートレイアウトは前から2-2-2の6人乗り。これはVF 8も同様である。センターコンソールで左右に独立されるセカンドシートの乗り心地は、かなり期待できそうだ。
また装備類も、後発メーカーとしてライバルに対抗する十分な内容を備えているに違いない。
●ヴィンファストが狙うのは世界市場
ピニンファリーナのCEOであるシブリオ・アンゴリー氏は次のようにコメントしている。
「私たちは夢を動かす。私たちは、ベトナムの伝統と世界レベルの美しさを、2017年に設立されたヴィンファスト社の最初のクルマに組み込むことができ、非常に嬉しく思っています。
そしてヴィンファストと一緒にモビリティの未来を描くことに、さらに強い感動を覚えます。私たちの環境に優しく安全なクルマが、世界中のカスタマーを魅了し、すべての人にとってより持続可能な未来へ向けて手を取り合うきっかけになればと願っています」
ヴィンファストの狙う市場は、前でも触れたとおり世界中のすべて。参考までにもっとも早いデリバリーの予約は、すでに2022年1月5日から開始されており、4月5日で締め切られる。日本への上陸ははたして叶うだろうか。
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