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37年前のバイクが本物の「タイムカプセル」で現代に蘇る! 走行距離0キロ 未組立&新品のヤマハ「XT500」がオークションに登場 欧州で人気のアドベンチャーバイクの価値とは

第1回と第2回のパリ・ダカラリーで総合優勝

 2025年10月18日にドイツ・ミュンヘンで開催されるRMサザビーズ主催のオークションに、1988年式ヤマハ「XT500」が出品される予定です。

 どんなバイクなのでしょうか。

オークションに出品される1986年式ヤマハ「XT500」Loic Kernen(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品される1986年式ヤマハ「XT500」Loic Kernen(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 XT500は1976年に発売された4ストローク単気筒のエンデューロ・アドベンチャーバイクです。

 当時は2ストロークが主流でしたが、頑丈でトルクフルな4ストロークエンジンを搭載、オンロードもオフロードもこなせる“万能バイク”として世界的に人気を集めました。特にフランスやドイツなどヨーロッパ市場で爆発的にヒットし、「ビッグシングル」ブームを巻き起こしました。

 1979年に始まったパリ・ダカールラリーでは、第1回、そして1980年に開催された第2回で優勝(4輪も含めた総合優勝)、耐久性と信頼性を証明し、一気に“冒険バイク”としての地位を確立しました。この成功は後の「テネレ(XT600Z Ténéré)」シリーズ誕生につながります。

 1989年まで生産が続けられました。日本国内よりもヨーロッパで大ヒットし、中古市場ではいまでも根強い人気があります。

 今回オークションに出品される予定のヤマハXT500は、未使用の「新品同様」の状態で保管用木箱に収められており、最終組み立てが必要です。

 元々パリのバイクディーラーに納入されたものの、実際に乗れるようには組み立てられませんでした。驚くべきことに、走行距離計は0キロを示しています。

 1986年にフランス市場向けに1986年モデルとして製造された可能性が高いとのことです。その後、1988年9月に公道登録されました。

 落札予想価格は1万5000ユーロから2万5000ユーロ(日本円で約261万円から約436万円)とされています。

Gallery 【画像】箱に入ったまま37年 ド新品の1988年式ヤマハ「XT500」を写真で見る(24枚)
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