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「ディフェンダー」で「エアストリーム」を牽引してキャンプへGO! 達人に学ぶトレーラーハウスの楽しみ方とは

「ディフェンダー110」と「エアストリーム」で膨らむ冒険心とは

 篠田さんの車歴もまた興味深い。ランドローバーと出会う前は、BMWをはじめとしてスポーツクーペやオープンカーを乗り継いでいたそうだ。ただ、そうしたクルマを手放すことになったとき、スポーツカーと比べる必要のないSUVを探し始め、美しいデザインのセカンド・レンジローバーを選んだという。これが篠田さんのランドローバーとの出会いであった。

 レンジローバーに乗るようになって、シートからの高い視界、四角いボディゆえの見切りの良さ、そしてリビングのような内装に加えウッドとレザーの設えの良さをとても気に入ったという。そしてレンジローバーで色んな所に出かけたいと思うようになって、ライフスタイルもアウトドア志向へと変化。家族ができてからはカヌーやSUP、キャンプに積極的に出かけるようになったそうだ。

アメリカから個人輸入したという「エアストリームBAMBI 16フィート」
アメリカから個人輸入したという「エアストリームBAMBI 16フィート」

●「ディフェンダー110」はハードに使ってこそ光る

 エアストリームを牽引するディフェンダー110は、2019年のローンチエディションだ。2リッター直列4気筒のガソリンエンジン搭載で7人乗り仕様である。

 1.5トンのエアストリームを牽引するために、安全性を踏まえてブレーキ性能アップのためにタイヤサイズをひとまわり小さいものに変更したという。また、ヒッチメンバーはワンオフで製作したものだ。

 アウトドアで積極的に使うことが大前提だけに、篠田さんは当初、新車で購入するとボディの傷とか走行距離などを気にしてしまうのではないかと心配したそうだ。クルマ好きなら誰もがこの感覚は共有できるだろう。

 しかし現在、「モノは持ってるだけではプライス(価格)の思い出ばかり。使いこなしてこそプライスレス。今はそうも思うようになりました。自分の下駄にしてこそランドローバーは自分の相棒になっていくと思っています」と、心境の変化を語ってくれた。

* * *

 これから篠田さんは、ディフェンダー110でエアストリームを牽引して、どのような楽しみ方を予定しているのだろうか。

「ディフェンダーは街乗りはもちろんですが、悪天候や悪路でこそ走破性の高さや安心感を感じられますね。雪山へ行ってたとえ立ち往生したとしても、シェルターとしても快適だし、どこへでもディフェンダーで出掛けてます。年越しは軽井沢でエアストリームを牽引して氷点下の雪の中でキャンプしていました。

 今後は、仲の良い友人と無計画のオーバーランドがしたいですね。ホテルでもキャンプ場でもなく、美しい景色をみつけたり素晴らしい空気を感じられたらそこで車中泊して、朝の目覚めにエスプレッソを飲んだらまた次の場所へ進む、そんな旅がしたいです。今年の家族での計画は、秋田からフェリーで北海道へ行き、知床まで数日かけて縦断することです」

 篠田さんにとってランドローバーは、自然と共存している感覚を思い起こしてくれる存在だという。その感覚は、厳しい自然環境であればあるだけ研ぎ澄まされるものだ。

 たとえば、ランドローバーは立っていられないほどの強風のなかでも安全で、道のない悪路の先にも行けてしまう相棒だと語る篠田さんは、だからこそランドローバーで冬山の雪で輝く日の出や、湖の月明かり、台風一過の星空などを見るためだけにわざわざ出かけたくなるそうだ。

 つまり篠田さんにとってランドローバーとは、冒険心を掻き立てる存在なのである。

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