ランボ「ディアブロGT」をホンダ「NSX」で作ったレプリカとは? 落札価格1600万円の価値とは
「ディアブロ」ではなく「NSX」をベースにした理由は「信頼性」?
本物のディアブロGTが全長4430mm×全幅2040mm×全高1115mmであるのに対し、NSXは全長4430mm×全幅1810mm×全高1170mm、と実は似たようなサイズだったのは、改めてスペックを比較するまで気づかなかった。
NSXと比べるとディアブロのほうが圧倒的に大きいというイメージを抱いていたが、どうやらエキゾースト音やエクステリアの存在感によって勝手に誤解していたようだ。

●ほぼ同サイズゆえの見事な仕上がり
なお、ホイールベースはディアブロGTが2650mmなのに対して、NSXは2530mmである。レプリカのリアホイールアーチ部に若干違和感を覚えるのは、この差が影響しているのだろうか?
いずれにせよ仕上がりは……、写真を見るかぎり「見事」の一言に尽きる。
どうやらホセ・カンセコは、長らく所有していたNSXに飽き始め、レプリカ製作を決断したようだ。完成したのが1999年というのを考えると、個人的には中古車相場が今ほど上昇していなかったディアブロを購入して、ディアブロGTを作ったほうが楽だったであろうと思ってしまう。
現オーナーの手元には、レプリカ製作時の明細の一部が残っているらしく、彼の推測によると20万ドルほどの費用がかかっているそうだ。要はいかにお金がかかっているクルマかアピールしたいようだが、ますますディアブロをベース車にGTのレプリカを作ったほうがはるかに安かったであろう、と考えてしまう。
現オーナーは、毎日の移動にこのレプリカを用いたそうで、何の問題もなく走るという。そればかりかどこを走っても、周囲からは注目の的になる、とも。
ホセ・カンセコがNSXをレプリカのベースに選んだのは、NSXならではの“信頼性”が理由なのかもしれない。
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