500万円でトヨタ「コースター」がお洒落なトランスポーターに! キャンピングカーとして使うのもあり
レーシングカーを大切に運ぶために作られたトランスポーター
レーシングマシンを運搬するときに使うトランスポーターは、各チームごとにオリジナルの装飾を施し、その特別な存在感を示すパドックの花形とも評されている。マシンやメンテナンスに必要な機材を降ろした後は、そこがチームの司令室となり、ミーティングだけでなくドライバーの休憩室としても活躍する。モータースポーツを楽しむ者にとっては、こうしたチーム体制はまさに夢の環境といえるだろう。

●ベースはトヨタ「コースター」
そんな本格的なレーシングチームが持つトランスポーターをプライベートで楽しむサンデーレーサー達に向けて提供するショップがあった。それが愛知県のカスタムビルダーとして有名なアートレーシングだ。
アートレーシングでは、オーナーのニーズに合わせた「世界に1台」のマシンを製作している。それこそ手描きのスケッチからでも完全オリジナル車両の製作が可能だ。しかも、公道を走れるように車検取得まで面倒を見てくれるから大変ありがたい。
これまでにもアートレーシングでは、コンセプトカーやレーシングカーの製作等、数多くの有名なマシンを手掛けてきた実績がある。特殊な車両製作をする場合、日本においてはまずアートレーシングの名があがるほど業界でも有名なカスタムビルダーだ。
そんなアートレーシングがプライベートレーサー向けに車両運搬用のサーキットトランスポーターの依頼を受けて魅力的なモデルを完成させた。
今回、トランスポーターを作る上で条件になったのが、オーナーがレースで乗るダットサン「フェアレディ」を確実に積載し、しかもお洒落で運転しやすいこと。
そのため、トラックベースでは見切りも悪く、荷台に積み込むスタイルがあまりカッコ良くないという理由から、あえてワンボックススタイルの車両収納型トランスポーターとするべくベース車を選択したという。そこでベース車両として選ばれたのが、中身をすべて取り外したトヨタ「コースター」であった。
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