キャンプの達人が感じたティグアンの進化とは?
「世界で最も売れているフォルクスワーゲン」として知られるコンパクトSUVの「Tiguan(ティグアン)」が2024年11月、ついにフルモデルチェンジしました。
2008年に登場した初代以来熟成を積み重ね、3代目となる新型では走行性能はもちろん、スタイリングやユーティリティー性能といった全方位で進化を遂げています。
そこで今回は、アウトドアをはじめ幅広いジャンルのメディアで活躍するライター兼編集者のまついただゆきさんがティグアンを試乗。キャンプドライブに出かけてもらい、その実力をチェックしてもらうことにしました。
新型ティグアンのシリーズ構成は、同車では初となるマイルドハイブリッドシステムを備える1.5リッターのガソリンエンジンを搭載した前輪駆動の「1.5L eTSI」と、四輪駆動の「4MOTION(フォーモーション)」を採用する「2.0L TDI」の2つ。
今回のドライブにチョイスしたグレードは、ガソリンエンジン&マイルドハイブリッドシステムを7速DSGで制御する「ティグアンeTSI エレガンス」です。都内から首都高速道路・中央自動車道を経由し、富士五湖までソロキャンプを楽しむ旅に出ました。
洗練と力強さが融合したエクステリアデザイン
「3世代目となる新型ティグアンは現代的でありながら、全体的に尖(とが)りすぎずVWらしい優しさのあるシルエットに上手にまとまっていますね」というのが、1泊2日のソロキャンプに出かけるまついさんがティグアンのスタイルについて感じた第一印象です。
「フロントフェースは横方向に広い直線を描くヘッドライトと、グリルの水平方向のラインの組み合わせでシャープな雰囲気。ボンネットのボリューム感を増してダイナミックに進化しましたが、コックピットからの視線を邪魔せず見切りも良好です。“ワーゲンっぽい”と表現したくなる独自の雰囲気を上手にキープしているのがいいですね」(まついさん)
進化したエクステリアは、見た目のスタイリッシュさだけでなく走行性能にも貢献しています。空気抵抗を大幅に軽減させることによって低燃費性能を向上させ、キャビンへの風切り音の侵入を減らして静粛性までをも高めているのが大きなポイントです。
進化を感じたポイントは高速道路だけじゃない! その進化はキャンプ場でも発揮
新型ティグアンのハンドルを握ったまついさんは都心を出発し、首都高速道路&中央自動車道を経由し富士五湖へ向かいます。
「曲がりくねった首都高もストレスなく走り、登坂車線があるような急坂の中央道でもトルクフルな加速感が心地よかったです」とティグアンのドライブフィールを語るまついさん。とくに印象に残ったのは、その安全性能レベルの高さだったとか。
「先行車を追従するアダプティブクルーズコントロール(ACC)や、車線を維持するレーンキープアシストシステムといったオートクルーズ性能の進化を感じました。車間の取り方や減速フィールなど、違和感がまったくなくてすごく快適です。以前試乗したことのある先代も良かったですが、新型ではきっちり性能を積み増していますね」(まついさん)
「新型ティグアンはキャンプ場での取り回しもすごくいい」とまついさんは話します。
「今回のキャンプ場はクルマの乗り入れが可能なフリーサイト。アプローチには不整地もありましたがFF車でもまったく問題なし。また、小回りが効くので富士山の絶景に合わせたサイトの真横にぴったりと止められました。静かなサイトで何度もクルマを切り返すのって、他のキャンパーさんに迷惑をかけそうで気を使うんです」(まついさん)
「車体はコンパクトでも、キャンプ場にありがちな急坂もグイグイ登ってくれるトルク感はキャンパーにとって頼りになる」とも、まついさんは話してくれました。
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