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「大事なのは海中の様子を想像すること」釣り初心者必見! オリジネイターが教える“アジング超入門”【実釣編】

34代表・家邊克己(やべ・かつみ)さん。アジングに特化した釣具ブランド「34(サーティフォー)」代表。多種多様な釣りから得た知見でアジングの理論を作り上げた、“アジングの伝道師”とも言える存在
34代表・家邊克己(やべ・かつみ)さん。アジングに特化した釣具ブランド「34(サーティフォー)」代表。多種多様な釣りから得た知見でアジングの理論を作り上げた、“アジングの伝道師”とも言える存在

自分のルアーが水中のどこにあるかを知る

 アジングは初心者でも気軽に釣れる反面、たくさん釣ろうとしたり大物を狙ったりすると途端に難易度が上がる奥が深い釣りです。

 釣りのスタイルは地域やシチュエーションで異なり、“これが正解”というものはありません。今回は、“基礎の基礎”にしぼって、ジグヘッド単体(ジグ単)を使ったメソッドを紹介したいと思います。

今回は初心者向けにジグヘッド単体の釣り方を解説します。ワームなど道具に関しては【道具選び編】をチェック!
今回は初心者向けにジグヘッド単体の釣り方を解説します。ワームなど道具に関しては【道具選び編】をチェック!

ショア(岸)から気軽にできるのが魅力

 アジングのフィールドは日本全国にありますが、堤防や漁港など「ショアフィッシング」や「おかっぱり」と呼ばれる岸釣りが中心です。

 ローカルポイントを知り尽くしたガイドが乗る船釣りもありますが、まずは気軽なショアがおすすめです。ポイントはその地域の釣具店で買い物がてら「アジは釣れてますか?」と情報収集するといいですよ。

表層から順にその日その時のアジの泳ぐ深さを探る

 回遊魚のアジは、天候や時間帯などによって泳ぐ深さ(レンジ)が異なります。自分が初めての場所でアジングをする場合、必ず海面の一番上の表層から釣りを始めます。使うルアーは、1gのジグヘッドに2インチのワームが基本となります。

 ワームを前方に投げたら、リールをすぐ巻かずに5秒間カウントダウン(ルアーを沈めること)してワームを漂わせます。

 ジグヘッドが同じレンジを水平にふわふわ漂うよう、ロッドをゆっくりと持ち上げて、ワームが沈みながら手前に来た分のラインのたるみだけをリールで巻き取る、という動作を繰り返します。

ワームはむしろ動かさないのがコツ

 5秒のカウントダウンで反応がなかったら、10秒、15秒、20秒と、5秒ずつ深く探っていくことで、その日のアジが泳ぐレンジを把握します。ラインが水面に引き込まれなくなったらボトム(水底)についたサインなので、その釣り場の水深がわかるというわけです。

 群れで行動するアジは常にお腹をすかせているので、群れのいるレンジにワームを送り込めれば、たいていすぐに食ってきます。

 この時にジグヘッドを派手に動かすのはむしろNG。アジは基本的に漂うプランクトンを捕食しているので、動かしてしまうとプランクトンの塊から飛び出してしまいます。

 ワームは止めていても潮の流れを受けて僅かに振動しています。それで十分アジに見つけてもらうことができるんです。

アジに効くワームのカラーは?

 私が初めて訪れたフィールドで使うパイロットルアーのカラーは、クリアとソリッドの中間の透け感の「ともしび」か、クリア系で点発光するラメが入っている「はなちらし」のどちらか。

 アジは色をはっきりとは識別せず、明るさの濃淡でエサかどうかを判断しているようです。クリア系は輪郭がうっすらとぼやけ、ソリッド系はシルエットがはっきり出るので、使い分けをすることで、どちらかがその日のパターンにハマるかチェックすればいいわけです。自分の通う釣り場に合ったパイロットワームとカラーを見つけるのが楽しいんです。

家邊さんがパイロットカラーとして愛用しているのが『ともしび』や『はなちらし』
家邊さんがパイロットカラーとして愛用しているのが『ともしび』や『はなちらし』

釣れない時はワームのサイズを変えてみる

 最初に使うワームは、アピールする力が強くアジに簡単に見つけてもらえる大きめがオススメです。活性が低くなかなかアタリがでない状況では、小さなワームに変えてもいいですし、パフネークのような長めで節のあるワームは切っても使えます。

 アジングで一番大切なのは「ワームが海中でどんな状態になっているか想像すること」こと。その感覚を覚えるのが“最初の一匹への近道”で、最初は何も感じなくても、徐々にわかってくるようになります。気軽に海釣りを始められるアジングの世界をぜひ体験してください。

Gallery 【画像】アジングのやり方とジグワームの選び方を見る(7枚)
シチズン「プロマスター」新作 “海の男”をうならせた頼れる1本
杉山元洋
杉山元洋
編集者
VIPインタビューからモノ語りまで、撮って書く編集者。ホットハッチに自転車を積み、6つの車輪で旅をする6WheelsLifeをゆるめに解釈した「ゆる六輪の旅(ゆる6)」を提唱&実践。フィールドレコーディングやアウトドア、MYOG系バッグづくり、大衆酒場を愛好。メディア制作集団「Std. COALSACK」所属。東東京生まれ。

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