悪路をガンガン走れるオフロード4輪車の魅力とは? 公道走行不可のモデルをカワサキが国内販売する理由
個性豊かな2シリーズ4モデルを展開
個性的なバイクを多数展開しているカワサキが、オフロードで優れた走破性を誇る4輪車「TERYX(テリックス)」と「MULE(ミュール)」の国内販売を開始しました。

カワサキのオフロード4輪車は、海外市場で30年以上にわたって販売されており、高い評価を獲得しています。今回、日本国内に導入されるのは、「TERYX KRX 1000」、「TERYX4 S LE」、「MULE PRO-FXT EPS」、「MULE PRO-FX EPS」の2シリーズ4モデル。いずれも公道走行は不可で、走行できるのは私有地などに限られます。
そんなオフロード4輪車の国内導入を決めた理由について、カワサキモータースジャパンの広報担当である赤地さんは次のように話します。
「これまでの市場調査において、国内におけるオフロード4輪車の潜在需要を確認し、国内における新たな楽しみの提案、また、ワークユースや災害などの有事下や一般車両進入困難な場所における使用での社会貢献のために、今回、国内販売を開始しました」
「TERYX」シリーズについては、オフロードでのポテンシャルの高さを活かしたレジャーや、レースを含むスポーツシーンでの使用を見込んでいるとのこと。
「TERYX KRX 1000」は2シーターモデルで、999ccの水冷4ストローク並列2気筒エンジンを搭載し、デュアルレンジCVTミッションと自動遠心クラッチを組み合わせた高い運動性能が魅力です。サスペンションストロークも長くとられており、強靭なシャシもあって荒れた路面でもエキサイティングなスポーツ体験ができます。
4名乗車が可能な「TERYX4 S LE」は、783ccの水冷4ストロークV型2気筒エンジンを搭載。前後重量配分を48:52とするなどの恩恵により、スポーティなハンドリングを実現しています。また、広いトレッドやロングホイールベースにより、快適性と安定性も確保。仲間といっしょに冒険を楽しむようなレジャーシーンが似合います。
一方の「MULE」シリーズは、より実用性を追求したユーティリティビークルです。
「MULE PRO-FXT EPS」は、農場や牧場などの不整地で重視される低回転域でのパワフルさと走破性、耐久性を高いレベルで実現。後列シートを格納して荷台の広さを変えることができるなど、優れた利便性も魅力です。
「MULE PRO-FX EPS」は、3人乗りの1列シートが基本。軽トラックよりひと回りコンパクトな車体ながら、面積を最大化した荷台は453kgの最大積載量と907kgの牽引能力を誇ります。
●今後のバリエーション拡充にも期待
各モデルの価格帯は、220万円〜330万円と決して安価ではありませんが、走破性や登坂力、タフネスなどに優れ、世界的に評価が高いカワサキのオフロード4輪車が日本国内でも手に入れられるようになったことは、オフロード好きにはうれしいニュースといえるでしょう。ちなみに年間の販売台数は、レジャー向きの「TERYX」シリーズが50台、ワークユースを見込む「MULE」シリーズが100台を見込んでいいます。
「すでに、一般のお客さまやレジャー施設などを展開する企業さまより、多くの問い合わせをいただいております」と、赤地さんも手応えを得ているよう。オフロード走行を好むバイクファンだけでなく、新たなアウトドアアクティビティを楽しみたい人にとって注目の乗りものといえそうです。
●商品仕様
■TERYX KRX 1000
・価格(消費税込):330万円
・エンジン:999cc水冷4ストローク並列2気筒
・最高出力:114ps/8500rpm
・乗車定員:2名
■TERYX4 S LE
・価格(消費税込):291万5000円
・エンジン:783cc水冷4ストロークV型2気筒
・最高出力:58ps/6750rpm
・乗車定員:4名
■MULE PRO-FXT EPS
・価格(消費税込):253万円
・エンジン:812cc水冷4ストローク並列3気筒
・最高出力:48ps/5500rpm
・乗車定員:3名/6名
■MULE PRO-FX EPS
・価格(消費税込):220万円
・エンジン:812cc水冷4ストローク並列3気筒
・最高出力:48ps/5500rpm
・乗車定員:3名
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