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タイヤも各社値上げ! タイヤを長持ちさせるにはどうすればいい? おトクに走る ちょっとした“工夫”とは?

タイヤを減らさないちょっとした「工夫」とは?

 そんな観点からもっとタイヤに注目し、タイヤを減らさない工夫をしてみましょう。

 どのような工夫があるのでしょうか?

高速道路で走行中にバーストしたタイヤ。安全なドライブには事前のタイヤの点検が欠かせない
高速道路で走行中にバーストしたタイヤ。安全なドライブには事前のタイヤの点検が欠かせない

●運転の仕方

 激しい運転ではなく、優しい運転をすることでタイヤの寿命も延びます。

 タイヤが擦れるとグリップ力が発生しますが、大きなグリップ力を使わないように走ればゴムが擦れないです。そうすればタイヤも減らないということです。

 極端な例で比較すると、サーキットでガンガン攻めて走ればあっという間にタイヤは減ってしまいますが、高速道路を制限スピードで淡々と走るのではなかなか減らず、その差は何百倍にもなるでしょう。

 燃費の良い運転と悪い運転の違いとよく似ています。燃費の悪い運転はタイヤも減るのです。

●タイヤ空気圧

 タイヤ空気圧は、車両指定空気圧に合わせることでタイヤの寿命が延びます。2週間に1回、タイヤが冷えているときに空気圧を測ることをお勧めします。一般的には1か月に1回のチェックが推奨されていますが、もっとこまめにチェックすることで小さな穴で徐々に空気が漏れるスローパンクチャーを発見できます。これは空気圧がゼロになって路上で立ち往生する前に対応できる可能性が高まります。

 根本的にはゴムの分子の隙間を空気が通って自然に空気圧が減ってしまいます。だから定期的に空気圧チェックが必要なのです。

 それとともに夏から秋、秋から冬にかけて段々気温が下がっていくことでも空気圧は下がります。一般的な乗用車の場合、気温が10度変化すると10kPa(=0.1bar=0.1kgf/㎠)程度変わります。

 ということで空気圧チェックをしていないクルマのタイヤは10月、11月になると相当減っているはずです。

 タイヤの空気圧はさまざまなタイヤの性能を発揮させるために重要なポイントです。

 空気圧が減ると発揮できるグリップ力が下がりブレーキの効きが悪くなり、カーブでの安定性も悪くなります。そしてゴムの変形が大きくなるので地面と擦れやすくなりタイヤの摩耗も早くなります。

 ならば多少減っても大丈夫なように、最初から高めに合わせておけば良いと思うかもしれませんが、空気圧が高過ぎると今度はトレッドの中央部だけが減るセンター摩耗が起きてしまいます。

 また路面との接触面積が減ってグリップが弱くなることも考えられます。乗り心地も硬くなり車内に振動が伝わり不快になるでしょう。確かに転がり抵抗が減って燃費は良くなりますが、デメリットが大きいです。

 こんな理由から、車体に貼ってあるラベルに書いてある空気圧に合わせるのがベストです。

●荷重

 タイヤに掛かる負担の大きさによってタイヤの摩耗は変わります。そのひとつが荷重です。上からかかってくる重さが重いほどタイヤはすり減りやすくなります。

 例えば荷重の前輪60%、後輪40%の前輪駆動のクルマの場合、前輪の方が早く減ります。加速、減速、コーナリングのすべてに大きくかかわる前輪は、後輪の3倍くらい早く減ります。

 前輪はすり減って使えなくなっても、後輪はまだまだ使える状態になるのが普通です。4輪を同時に交換しようと思ったら、定期的に前後の位置を変えるローテーションがお勧めです。

 4輪にかかる荷重がほぼ均等な、後輪駆動のBMWやジャガーなどの一部のクルマは、メーカーがローテーションを推奨していませんから気をつけてください。

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