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タイヤも各社値上げ! タイヤを長持ちさせるにはどうすればいい? おトクに走る ちょっとした“工夫”とは?

同じ走行距離でも、タイヤの減り具合には差が出てくる

 クルマを走らせて目に見えて減るのは燃料です。これはつまりガソリンや軽油ですが、最近は電気自動車も増えてきたのでバッテリーの電気も含まれます。

 もうひとつ、目立たないのですが、走ると必ず減るのがタイヤのゴムです。

タイヤを長持ちさせるにはどうすれば良いのだろうか?
タイヤを長持ちさせるにはどうすれば良いのだろうか?

 タイヤの地面に接するトレッド部分が、加速/制動/コーナリングといったグリップ(摩擦)力を発揮するときに少しずつ減っていきます。

 厳密にいえばグリップ力を発揮していないように見える直進時でも丸いタイヤが地面に接して一瞬平らになって、また丸く戻るという動きでも地面と擦れるので減ります。

 つまりタイヤの山の部分が擦れて減ることによって、走れば溝は徐々に浅くなっていきます。

 新品時に8mmあったとしても、5分山の4mm以下になったらタイヤ交換の時期だと思った方がいいでしょう。溝が浅くなるほどにハイドロプレーン現象が起こりやすく、雨の高速道路では危険になるからです。

 スリップサインとも呼ばれるウエアインジケーターが出てくる1.6mm以下になると車検には通らなくなります。これは最低限で安全性を考えたら5分山が交換時期です。

 7分山、8分山あっても、古くなったら交換時期です。

 製造から6年経ったら、そろそろ替えどきです。製造された週と年は、4桁の数字でタイヤのサイドウォールに書いてありますから参考にしてください。たとえば「1821」と書かれてあれば、そのタイヤは2021年の18週、つまり2021年4月ごろに製造されたことがわかります。

 走ってもゴムが擦り減らないタイヤは世の中に存在しませんから、ドライバーは必要に応じてタイヤを交換しなくてはなりません。

 しかし同じ走行距離でも、タイヤの減り具合には差が出ます。

 なるべくタイヤが減らないようにするためのポイントを覚えて実践すれば、タイヤ交換の時期を遅らせて、出費を減らすことができます。

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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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