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「ジープ」は日本でなぜ人気? 右肩上がりの成長を続けるブランドの強さの秘訣とは

ラインナップも豊富に揃える

 ラングラー以外のジープ車も、最近の流線形が主体になってきた他社のSUVに比べると、スクエアなフォルムで武骨な雰囲気をかもしだしています。

 その他にはない容姿に惹かれる人は少なくありません。

ジープのピックアップトラック「グラディエーター」
ジープのピックアップトラック「グラディエーター」

 あるいは、最近のアウトドアブームも無関係ではないでしょう。

 日本の道路は舗装が行き届いているので、ラングラーに限らずいずれも高い走破性を備えたジープ車でなくても困ることはまずないと思われますが、アウトドアを楽しむために適したクルマ、それが絵になるとして選ばれているケースも多いに違いありません。

 それに、これほど本格的な走破性能を必要とする人はあまりいないはずですが、いざとなればどんな路面でも踏み越えていけると思える安心感を持てるというだけでも、それならぜひジープを所有したいという気持ちになるものです。

※ ※ ※

 2021年から2022年にかけてはの大きな動きとしては、「コンパス」がマイナーチェンジし、「グランドチェロキー」がフルモデルチェンジし、「グラディエーター」と「コマンダー」が日本に上陸しました。

 本国にあるラインアップで日本に導入されていないのは「グランドワゴニア」が挙げられますが、とくにグラディエーターの日本導入は、なかなかスリリングな展開だったようで、関係者の予想をはるかに上回る早さでローンチ導入分の400台が完売したようです。

 日本では初代コマンダー以来となる3列シートを備えた2モデルが気になっている人も少なくないことでしょう。

 とくに狭い日本でも扱いやすいサイズで初のディーゼルエンジンを搭載したコマンダーに注目している人は大勢いるはず。ぜひ試乗記のほうもチェックしてください。

 その他、ラングラーはいつもながら短いスパンで矢継ぎ早に限定車モデルを送り出しているほか、もっともコンパクトでカジュアルにジープの世界観を楽しめるモデルとして日本での人気も高い「レネゲード」や、ジープの本質を受け継ぎつつ現代的に進化した「チェロキー」など、ジープには個性あふれる選択肢が豊富に用意されています。

 ジープは、コアバリューとして掲げる「自由」、「冒険」、「本物」、「情熱」に基づいて成長を遂げてきました。

 それは、普通に日常生活を送る多くの日本人にとっては、あまり縁のない世界なのではないでしょうか。だからこそ、その世界観を具現化したジープに憧れる気持ちがより高まり、ますます目が向くようになっているのかもしれません。

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