シボレー・コルベット初の電動化+4WDモデル登場 新型「E-Ray」はコルベット史上最速モデル
コルベット生誕70周年を記念したモデル
米国ゼネラルモーターズ(GM)のブランド、シボレーは2023年1月17日、アメリカンスポーツカー「CORVETTE(コルベット)」に初の電動化モデル「コルベット E-Ray」を追加しました。

コルベットは1953年に初代が登場した歴史あるモデルで、現行型は2019年に登場した8世代目(C8)。現行型ではコルベット史上はじめてリアミッドシップレイアウトを採用、さらに日本仕様では右ハンドルも初めて用意されています。
今回登場したコルベット E-Rayは、コルベット生誕70周年を記念して誕生した、はじめての電動化モデル(PHEV)です。
エンジンは最高出力495馬力・最大トルク637Nmを発生する6.2リッターV型8気筒「LT2」を搭載。これに160馬力・165Nmを発生するシングルモーターを組み合わせ、トータル馬力は655馬力に達します。
駆動方式はeAWDと呼ばれる4輪駆動。エンジンの出力を後輪に伝え、シート感に配置された1.9kWhのバッテリパックを介して電気モーターの出力で前輪を駆動します。トランスミッションは8速DCTが組み合わされます。
これらの結果、0−60mph(約96km/h)加速は2.5秒と、コルベットの市販モデルとしては史上最速のパフォーマンスを誇ります。
ゼネラルモーターズの社長、マーク・ロイス氏は「1953年に登場したシボレー・コルベットのコンセプトモデルに対する熱狂的な反応が、70年に渡る情熱、パフォーマンス、そしてアメリカの創意工夫の始まりとなりました。E-Rayは、史上初の電動化された全輪駆動コルベットとして、コルベットが提供できる可能性を広げます」とコメントしています。
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新型シボレー・コルベットE-Rayは、クーペとコンバーチブルが用意されます。コルベットE-Ray2024年モデルとして2023年柱に発売予定で、「1LZクーペ」が10万4295ドル(日本円で約1342万円)からとなっています。
なお、日本導入時期など詳細は未定です。
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