カサゴ釣りの必需品!?――小型甲殻類のシルエットを模した「根魚大将」の実力をボートで体験
●バス用シュリンプワームをモディファイ
“バンザイ”しているかのようなヒラヒラしたハサミにポテっとしたボディ、そしてカールした触覚がトレードマークの「根魚大将」(660円、消費税込)。サイズは2.8インチと3.4インチの2種類で、テキサスリグをはじめ、ジグヘッド、ジカリグなど多彩なリグに対応します。

今回紹介するのは、ベイエリアでの釣りに最適な2.8インチ。こんなにも可愛らしいワームが水中で襲われているかと思うとドキドキしますが、チャーターボートで東京湾のカサゴを狙った際は、およそ4時間に渡って切れ目なくアタリ続けるという自分史上前例のない快挙を達成しました。
開発を担当したスミスの池島竜一さんは「潮回りのいいときはどんなワームだって釣れますよ」と笑いますが、バラシが一回もなかったことから、かなり本気で食い込んでいるとニラんでおります。
「根魚大将」の最大の特徴は、小型甲殻類のシルエットを巧みに再現し、カーリーテール状の触角が軽いシンカーでもはためくように動くこと。くわえて、根魚の味覚と嗅覚を刺激する甲殻類系フォーミュラ(集魚剤)を配合することで、とくに港湾部の小型ロックフィッシュを狙う際に差が出るのだそうです。
「根魚大将の起源は、バスプロの川又圭史さんの要望で開発した『BF(ベイトフィネス)スイミーシュリンプ』なんです。既存のホッグ系ワームでは、川又プロが得意とするベイトフィネス用の軽量リグではカーリーテールが思うように動かない。そこで、より積極的に水を掴むようテールの先端部を半円状にデザインしたんです」(スミス池島さん)
しっかりと動く「BFスイミーシュリンプ」が、軽量リグを多用する港湾部の小型ロックフィッシュアングラーの間でじわじわと人気を得ていることが判明。そこで「BFスイミーシュリンプ」の金型を流用し、専用モデルとしてリファインしたのが「根魚大将」だったというわけです。

バス用との違いは素材への混合物。バス用は塩を配合していますが、「根魚大将」には甲殻類フォーミュラをミックス。カラーラインナップに関してはそれぞれのジャンルで求められるものをラインナップしています。
使い方のコツは、「アタリを感じたら即アワセること」と池島さんは説明。一呼吸置いてしまうと根に潜られるため、フックアップと同時に底から引き剥がすことが大切なのだと言います。
●全国の沿岸部に棲むロックフィッシュは貴重な水産資源
日本の沿岸部には多彩なロックフィッシュが生息しており、全国どこでも何らかのロックフィッシュの釣りが楽しめます。ですが根魚は回遊魚とは異なり、釣り切ってしまうとそのポイントでしばらく魚が釣れなくなってしまいます。キープは最小限にとどめ、できるだけリリースしたい存在です。
前出のスミスの池島さんは東日本大震災の際、ロックフィッシュの本場・三陸の沿岸部にボランティアとして訪れ大きな被害を目の当たりに。
「震災から二年後の2013年、そろそろ釣りを楽しんでもよいだろうと岩手県でロックフィッシュダービーを開催したところ、予想を大きく上回るアングラーが集まってくれたんです」と、ロックフィッシュゲームの魅力の大きさを改めて感じたのだそうです。
そんな魅力あふれるロックフィッシュゲームに不可欠な「根魚大将」。タックルボックスに入っていないと不安になりかねない、まさに“大将”の名に相応しい頼りになる実力なのです。
●製品仕様
■オーシャンパフォーマー根魚大将(2.8inch)
・価格:660円、消費税込
・重量:約2.2g(カラーにより若干異なります)
・入数:8本
・参考フックサイズ:オフセット#4
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