「ETC2.0」は普通のETCと何が違う? 普及率は全体の1割未満!? それでもいま買い換えるメリットがある理由とは
カーナビで高速道路渋滞を考慮するルート探索にはETC2.0を使う必要がある
ETCとは、ご存じのとおり高速道路の料金を無線通信によって自動的に決済するサービスです。
その利用率は極めて高く、2023年2月のデータでは一日あたりの利用台数は779万台で、全体の94.4%がETCによって料金決済を行われています。
いわば、大半の人がETCを使って高速道路を利用しています。

ところで、いまETC車載器を切り替えるにあたってオススメしたいのが、カーナビと連携した「ETC2.0」のセット利用です。
令和5年(2023年)4月現在、ETC2.0の普及台数(セットアップ数)は約1210万台。ETC全体のセットアップ件数が約1億1594台なので、ETC2.0は全体の1割にも達していません。
ETC2.0は、普通のETCと比べて何が違うのでしょうか。なぜカーナビと連携したETC2.0をオススメするのでしょうか。
※ ※ ※
じつはこれまで、高速道路での交通情報は電波ビーコンによって提供されていましたが、2022年3月31日にその提供が終了されてしまいました。
そのため現在、高速道路上で渋滞を考慮するにはETC2.0を使うしかなくなっているのです。
よく「VICS-WIDEなら渋滞回避ができるのでは?」と質問されますが、それが可能なのは一般道のみ。高速道路は渋滞回避の対象外となっていることに注意して下さい。
そもそもETC2.0は、一般的なETC車載器に比べて大容量の通信を可能とした新世代のETCとして登場しました。
それが1000km先の交通情報を取得できる根拠となっているのですが、正直なところ、これだけの情報を処理できるカーナビは今のところありません。
「それならETC2.0を選ぶ意味はないのでは?」との声も出そうですが、それでもこの情報をVICS-WIDEとの連携をさせることで、一般道を含めた渋滞回避が可能となるわけで、これがスムーズなドライブをもたらす元となるのです。
また、高速道路上のさまざまな障害にもいち早く知らせてくれるのもETC2.0ならではの機能です。
路上への落下物はもちろん、渋滞発生や道路上のさまざまな変化に対してもリアルタイムで情報提供が行われます。これは大容量化を実現したことで可能となったものです。
もちろん、これらの情報はスマホのアプリでも表示は可能です。しかし、運転中にドライバーがその情報を確認するのは難しいですし、安全を考慮すればそれはすべきではないでしょう。
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