「ETC2.0」は普通のETCと何が違う? 普及率は全体の1割未満!? それでもいま買い換えるメリットがある理由とは
通行料金にもETC2.0ならメリットがある
さらに通行料金でのメリットもETC2.0にはあります。
まず、現状では首都圏エリアだけのメリットになりますが、圏央道を利用した際の料金が2割引となります。対象が圏央道だけというのが残念ですが、近い将来、他のエリアにも広がっていく予定とされており、これに期待したいと思います。

社会実験中である高速道路の料金設定「賢い料金」にもETC2.0なら適用になります。
これは、一般道にある指定された道の駅に立ち寄ることで、高速道路から一時退出しても、降りずにそのまま利用した場合と同じ料金で継続利用できる料金設定のことです。
道の駅にあるアンテナ下を通過すれば、道の駅以外に立ち寄ってもOK。退出してから同じ料金所に戻るまでの“滞在時間”も3時間に延長されているのも見逃せません。
それと覚えておきたいのが、ETCのセキュリティ規格の変更です。
これはETCカードの偽造対策のために執られる措置で、2030年頃に実施される予定となっています。これは相当数のETC車載器に影響が出るのは確実で、もちろん最新のETC2.0ならこれに対応済み。ETC車載器のカード挿入口に「●●●」マークが記されているはずです。
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こうしたメリットがあるETC2.0ですが、取り付けるとなると従来型ETCよりも費用が今もなお割高になっているのも確かです。
なので、ETC2.0は割引でのメリットを見出すよりも、カーナビと連携して交通情報による渋滞回避や、道路上に発生したさまざまな障害を事前に把握するのに役立てるのが賢い使い方となるのではないでしょうか。
とはいえ、限られたエリアしか走らず、高速道路を利用する機会が少ないなら従来型のETCでも十分かもしれません。利用状況や価格を踏まえた上で、最適な方を選んでいただきたいと思います。
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