渓流釣りの解禁間近――1gの超軽量ルアーも投げられる「ベイトロッド」がデビューにぴったりな理由
●グラス素材が生む投げ感の心地よさ
超軽量ルアーも投げられるよう進化したフィネスリールの登場で、渓流ルアーフィッシングのメインストリームの仲間入りをした感のあるベイトキャスティングタックル。
手返しの良さとダイレクトな操作感がベイトタックルの魅力ですが、「トラウティア フェリーク C49L/G」(2万2000円、消費税込)は、ブランクに柔らかいグラスマテリアルを採用することとで、1gのルアーをも軽快に扱うことを可能としています。

●-3インチのレングスは軽快そのもの
近距離ポイントへのショートキャストが主体の渓流トラウトは、ピンスポットを狙えるショートロッドが主流。5フィートが標準的なレングスですが、「トラウティア フェリーク C49L/G」はそこから3インチ短い4フィート9インチのショートレングスを採用しています。
背後に立木などがあり、後ろに振りかぶるオーバーヘッドキャストが封印されることの多い渓流では、身体の前側でキャストするフリップキャストが武器となります。フリップキャストは足元に向けてテイクバックするので、4フィート9インチのショートレングスなら水面を叩くことなくキャストが可能というわけ。
ロッドが短くなるとキャストに必要な曲がりを生み出しにくくなりますが、マテリアルにはあえて弾性が低めなグラスを採用することで、5フィートクラスと遜色のないゆとりのあるキャストフィールを味わうことができます。
ショートロッドのもうひとつのメリットは、ルアーのコントロールがしやすいこと。これは、ルアーをリリースする瞬間から視野に入っているためで、着水点の予想が劇的にしやすくなります。“投げて気持ちがいい”という官能性能は一度体験するとクセになるほど。
●糸抜けが抜群に気持ちいい
「トラウティア フェリーク C49L/G」を投げていて感じるのは糸抜けの良さで、比較的内径の大きなガイドが効果を発揮しているようです。

筆者は渓流ベイトにPEラインの0.8号とナイロンのリーダーを組み合わせたシステムを使っていますが、ガイドの直径が小さすぎると、腰の弱いPEラインがまとわりつくことで抵抗が増え、ベイトならではの爽快な飛び感がスポイルされがち。ですが、このロッドはシュパァーっと1gのスプーンもかっ飛んでいくのでたまりません。
「ガイドを大きくすると重くならない?」なんて心配は無用です。
たしかに重量は増えますが、グリップ部とのバランスを最適化することで、持ち重りもなく、むしろスムーズにブランクを曲げるためのアンカー役になっていると感じます。
こんな気持のよいロッドですが、価格はかなり控えめ。「トラウティア フェリーク」のコレクションは、スピニングとベイト合わせて14機種をラインアップし、センターカットの2ピースのほか、振り出し式のテレスコピックタイプも用意されます。
ベイトフィネスビギナーはもちろん、熟練アングラーをもうならせる番手がきっと見つかるはずです。
●製品仕様
・レングス:4’9″
・継数:2p
・仕舞い寸:76cm
・自重:83g
・適合ルアー:最大7g
・適合ライン:6lb
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