ロック界のカリスマ、レニー・クラヴィッツがアンバサダーに就任した名門メゾン「ジャガー・ルクルト」の名品とは?
●ジャンルを超えた豊かな音楽性と類稀なる芸術性が、創立以来のメゾンの価値感とリンク
1833年の創立以来、その製品づくりにおいて絶え間ない革新の精神を表現してきた名門メゾンであるジャガー・ルクルトが、新たなグローバル・アンバサダーとしてあのレニー・クラヴィッツを起用。90年代に数々のヒット曲で世界を熱狂させた稀代のスーパースターです。
常に求道者のように自らの世界観を掘り下げるロックミュージシャンであり、俳優、デザイナー、写真家、さらにはファッションアイコンとしてもファンを魅了。いまもその人間性とライフスタイルに多くの人々が憧れる、永遠のカリスマです。
ジャガー・ルクルトのCEOであるカトリーヌ・レニエは今回のアンバサダー起用について次のように話しています。
「ジャンルを超越した能力を持つレニー・クラヴィッツは、その芸術性や創意工夫でジャガー・ルクルトの価値やスタイルを体現します。彼をメゾンのアンバサダーに迎えることができて光栄です」
言われてみればなるほど、彼の音楽ジャンルの別にとらわれない豊かな音楽性や、あらゆる楽器を自在に操るマルチな才能は、メゾンが創立以来大切にしている飽くなき技術の追求や、全工程をひとつ屋根の下で行うマニュファクチュールという形態に通じるものがあります。
●唯一無二のリバーシブルギミックで知られる「レベルソ」
父親はテレビプロデューサー、母親は女優。エンターテインメントの世界で活躍する両親の下、刺激に溢れる70年代のニューヨークで幼年期を送ったレニーは、キャリアのごく初期段階から確固とした美意識を持ち、ファッショニスタとしても多くのファンを惹きつけてきました。こうした感性がジャガー・ルクルトの思想と共鳴したのは、ごく自然なことだったのかもしれません。
今回のアンバサダー就任について、レニー自身は
「クリエーターにとって最も重要なことは、自らの声を見つけ、何を表現するのかを知り、自らのビジョンに忠実であること、そして常に新しい考え方にオープンであることです。私はジャガー・ルクルトに大変魅力を感じています。非常にハイレベルのクラフツマンシップやデザイン、機能を組み合わせて時計に組み込む方法には、非常に共感を覚えます」と語っています。
少年時代から父親のクロノグラフに魅了されるなど、時計に関心を寄せていたレニーですが、お気に入りの時計のひとつが、アールデコ調の洗練されたラインと唯一無二のリバーシブルギミックで知られる「レベルソ」(1931年)。ヴィンテージウォッチの熱心なコレクターでもあるレニーは、特に1960年代と1970年代に発表されたタイムピースについて愛着を持っているのだそう。
2023年3月に行われたアカデミー賞授賞式での演奏において、ブラックシルクのジャンプスーツにジュエリーをレイヤードしたスタイルに「レベルソ」を合わせていた彼の姿を記憶に残している人も多いかもしれません。
「腕時計は、機能はもとより、どのように見えるか、手首にどのようにフィットするかといったスタイルが非常に重要です。時計としっかり繋がることが必要なのです」とレニー。
「私のジャガー・ルクルトの時計は、私と一体となって常にそばにいるように感じます。そしてそのスタイルは本当にタイムレスです。時計を本当に自分のものにすることができます。気分を変えるために雰囲気を変えると、時計も常に合わせてくれます。まるで時計が自分と一つになるかのようです」
この5月からは、同じくアンバサダーである女優、アニャ・テイラー=ジョイとともに新たなキャンペーンがローンチ。ジャガー・ルクルトのwebサイトで公開されているドラマチックなムービーは、ファンならずとも必見です。