ついに登場! スズキ新型「ジムニー5ドア」印で発売 価格は約215万円から 日本での登場はいつごろ?
価格は約215万円から254万円 ホイールベースはシエラより340mm長い
インドのマルチ・スズキは、「ジムニー5ドア(現地ではジムニーのモデル名)」の発売開始とともに、現地での価格を発表しました。
これによると、もっとも安い“ゼータ・5MT”で127万4000ルーピー(為替換算で215万7400円)、もっともハイグレードな“アルファ・4AT・ツートーンカラー”で150万5000ルピー(254万8753円)となっています。

この価格は、日本の経済的な価値観から考えても妥当と言えますが、もし日本で発売されるとなれば、これよりも少し高くなることも予想されます。
ジムニー5ドアについては、すでに多くの情報が流れていますが、あらためてどんなクルマなのかチェックしてみましょう。
まず、搭載されるエンジンは1.5リッター直列4気筒の「K15B型」ですので、日本の「ジムニーシエラ」と同じユニットになります。
ただし、最高出力は77.1kW、最大トルクは134.2Nmと、5ドア化で重量増になった分だけ出力アップされていることがわかります。
ちなみに、カタログには4速ATの燃費が16.39km/Lとなっていますが、計測方法が不明のため、日本のWLTC燃費との比較はできません。ただし、WLTC燃費とかなり近いと思われます。
ディメンションですが、まず全長は3985㎜。インドの場合はスペアタイヤ後端までの計測値となるため(日本の場合はリアバンパー後端まで)、これも日本のデータとの比較はできません。
そこでホイールベースを見てみると、2590㎜という数値となっており、シエラより+340㎜となっています。全幅はシエラと同じ、全高はシエラよりも10㎜低い1720㎜となっています。
5ドアになったことで、スペースユーティリティが大幅にアップしていると期待しがちですが、実際は室内長で30cm拡大しているかどうかというところでしょう。これを広くなったと取るか、それだけと取るかはライフスタイルにもよるかもしれません。
ただし、リアドアが付いたことで、間違いなくファミリー層には使いやすくなったと言えます。また、アウトドアレジャー派や愛犬家なども、車内へのアプローチのしやすさを評価すると思います。
さて、サスペンションもシエラ同様の3リンク式リジッドアクスル、4WDシステムもまた流用のローレンジ付きパートタイム4WDです。海外では「オールグリップ・プロ」という名称がついているため、日本でいうところのフルタイム4WD「オールグリップ」と混同しがちですが…。
安全装備を見てみると、多くの点では共通ですが、日本モデルに標準となっているスズキ・セーフティサポートが採用されていません。インドではまだ、こうした自動ブレーキ系の需要がないようですが、ご当地の道路事情を鑑みると、それも頷けます。日本モデルには標準装備となるはずですので、この部分だけで価格がアップする要因になりそうです。
こうしてシエラと比較すると、5ドアであること以外は目新しさがないようにも思えますが、オーディオ関係は充実しています。
まずセンターコンソールには、AppleCarPlayやAndroid AUTOとBluetooth接続が可能な、22.86cmタッチセンサーモニターの「SmartPlay pro+」が「アルファ」グレードに標準装備となっています。ゼータは、ひと回り小さい17.78cmモニターとなります。
さらに、アルファには仏アルカミス社の高級オーディオシステムがデフォルトで搭載されます。先代モデルのものよりは良くなったとはいえ、何かと不満の声が多いジムニーシリーズの標準オーディオシステムですので、これは目玉になる装備といえるかもしれません。
注目すべきは、むしろオプションです。「サミットシーカー」と「アドベンチャーライフスタイル」という2つのパッケージオプションが、インドでは用意されています。内容を見てみると、サミットシーカーは、フロントスキッドプレート、フェンダーガーニッシュ、照明付きドアシルガード、そしてインテリア装備がセットとなっています。
一方、アドベンチャーライフスタイルはオーバーランドスタイルを実現するためのパッケージのようです。オーストラリア・ライノ製の高耐久テントやシュラフ、ポータブルチェア、多目的ナイフなどがセットになります。ビジュアルが発表されていないため、詳細は不明ですが、ジムニーマークなども入っていることから、日本で発売しても売れそうなオプションなのではないでしょうか。
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