“話題のレジャーバイク”ホンダ「ダックス125」は猛暑の夏でも楽しめる? 納車から半年で分かってきた「気になる実力」とは
“レジャーバイク”のコンセプトを受け継ぐ新型
2022年の年末、わが家のガレージにホンダ「ダックス125」を迎え入れました。納車されて間もない頃の印象などは以前レポートしましたが、今回は半年ちょっと経った今、あらためてこのバイクの魅力などをレポートしてみたいと思います。

ダックス125は、1969年に登場した「ダックスホンダ」を現代に再定義したモデルです。“元祖ダックス”のコンセプトは、“車載可能なレジャーバイク”というものでした。ダックスフンドを思わせるユニークな胴長デザインの車体はコンパクトで、ハンドルを折りたたむことができました。「クルマの荷室に積んで遊びに出かけられる」というのが売りのひとつだったのです。
新しいダックス125は、元祖ダックスより車体も排気量も大きくなり、ハンドルも折りたためないことから、セダンやハッチバック車の荷室への車載は難しくなりました。しかし、“レジャーバイク”というコンセプトはしっかり受け継がれています。実用車ではなく“遊び”がメイン……生活を楽しくしてくれようなバイクに仕上がっています。
今、僕が住んでいる千葉・南房総市は、海や山に囲まれた自然豊かな場所。特に夏は楽しみがいっぱいです。そこで、家の近くの海や山を走りながら、レジャーバイクとしてのダックス125の魅力を再確認してみました。
●わき上がる“カスタム”の誘惑
なんといってもダックス125の魅力は、その愛らしいスタイリングでしょう。プレス鋼板を張り合わせた極太T字形状フレームが目を惹くファニーなスタイルは、所有してから半年を経た今、飽きるどころか愛着がさらに増しています。
ほのぼのとしたデザインはどこに置いても絵になるので、ふと道端に止めて写真を撮る、なんてこともしばしば。コンビニの駐車場やガソリンスタンドなど、いろんなところで「懐かしいな〜」「これ、なんてバイク?」と声をかけられます。
納車から数か月が経ち、わき上がりつつあるのは“カスタム”の誘惑です。
僕は基本、ノーマルで乗る派なのですが、ダックス125に関してはそのサイズ感からくる気軽さからか、アフターマーケットパーツの豊富さゆえか、ついイジりたくなってしまうのです。
まずはタイヤをオフロードに対応する少しゴツゴツしたパターンのものに換え、アップタイプのフェンダーをつけてワイルドな雰囲気を出してみようかな、などと考えています。
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