史上初「普通二輪免許で乗れるハーレーダビッドソン」の走りはどう? 新世代のハーレー「X350」&「X500」は操る楽しさ満点のスポーツバイク
ロングツーリングも快適にこなせそうな「X500」
続いて試乗したのは「X350」を同じタイミングで上陸した「X500」です。

遠目で見ると違いが分かりにくい「X350」と「X500」ですが、子細に観察すると実は共通点を見つけることが難しいほど2台はディテールが異なっています。
エンジンの排気量はもちろんのこと、フレームやタンク、シートの形状が異なっており、フロントフォークも「X500」の方が太くなっています。
シートにまたがってみると、ハンドル幅も「X500」の方が広くなっており、さらに手前にアップした形状なのでリラックスしたライディングポジションをとることができます。シート上でお尻の位置を動かすことも可能なので、ライディングポジションの自由度がかなり高く感じられます。
エンジン特性は、ピックアップよりもトルクを活かして走るようなフィーリング。排気音も低音が効いたアメリカンらしいもので、従来のハーレーダビッドソンオーナーでも馴染みやすいことでしょう。
ハンドリングは、キレを活かしてコンパクトに曲がる「X350」に対して、「X500」は大型マシンを寝かしていく感覚が強いのが特徴です。ゆったり街乗りを楽しむのもいいですが、排気量からくる余裕を感じながら、郊外のルートを流すのが似合うバイクという印象です。
* * *
「X350」と「X500」に共通するのは、操る楽しさを存分に味わえるバイクだということ。ハーレーダビッドソンというブランドに惹かれて購入したとしても、バイクの面白さに触れることができ、また、ライダーを育てる魅力を備えたシリーズだといえます。
エントリー層にもハーレーダビッドソンの魅力を伝える役目を担う戦略的なモデルですが、すでにハーレーダビッドソンに乗っているライダーがセカンドバイクとして選んでも、ライディングの楽しみが広がりそうです。
「空冷Vツインこそハーレーの魅力」と考えるライダーも、ぜひ食わず嫌いせず試してみることをおすすめします。
●製品仕様
■X350
・価格(消費税込):69万9800円
・車両重量:195kg(出荷時180kg)
・エンジン:水冷並列2気筒DOHC
・排気量:353cc
・最高出力:36hp/8500rpm
・最大トルク:31Nm/7000rpm
■X500
・価格(消費税込):83万9800円
・車両重量:208kg(出荷時199kg)
・エンジン:水冷並列2気筒DOHC
・排気量:500cc
・最高出力:47hp/8500rpm
・最大トルク:46Nm/6000rpm
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