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ベントレーの“ピックアップトラック”を英国で発見! 高級サルーン「フライングスパー」をカスタムした「デカダンス」とは

ボートのデッキをイメージし、荷台の左右には収納などを設ける(C)PISTONHEADS
ボートのデッキをイメージし、荷台の左右には収納などを設ける(C)PISTONHEADS

ピックアップ化に2000万円以上を費やした“差別化の極み”

「デカダンス」は、「コンチネンタル フライングスパー」のBピラーから後方のルーフ部分を切り取り、リアドアは溶接してピックアップトラックらしいサイドラインを生み出しています。

 リアシートは当然、取り外し済み。新設された“荷台”部分は、オーナーからのリクエストによってボートの船尾デザインを模倣したものにすべく、本物のチーク材が張られています。

 さらに実用性を高めるべく、荷台には小物を収納するための引き出しやキャビネットが設けられているほか、ふたつ搭載されるバッテリー専用の設置場所もあるそうです。

「コンチネンタル フライングスパー」のエンジンは、6リッターのW12型ツインターボで560psを誇りますから、「デカダンス」は世界最速のピックアップトラックに仕上がったことでしょう。

 そして、広大な荷台を備えていますから、ピックアップトラックとしての運搬能力も申し分ないはずです。荷台は美しいボートのデッキのように仕上げられていますから、ラフに荷物を放り込むには気がひけますが……。

 ちなみに「デカダンス「の製作には2021年当時で12万ポンド(約2200万円)を要したといわれています。当時のイギリスにおける「コンチネンタル フライングスパー」の中古車価格は2~3万ポンドほどでしょうから、前オーナーは面白いお金の使い方をなさっていますね。

 そんな「デカダンス」、14万9950ポンド(約2740万円)で販売されていましたが、すぐに「Sold」の表示に変わっていました。

 いやぁ、それにしてもコンチネンタル フライングスパーをピックアップにしてしまうなんて、前オーナーは抜群のセンスの持ち主ですね。今となっては18年前のクルマですが、現行のどんな高級車が横に並んでも引けをとりませんし、差別化の極みを見せつけられたような気がします。

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