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シトロエン新型「ベルランゴ」欧州登場! 人気のフレンチミニバンは新ロゴをまとった精悍な顔に変身

マイナーチェンジで内外装ともに変更

 ステランティスの仏ブランド、シトロエンは2023年12月11日、欧州でMPV「BERLINGO(ベルランゴ)」をマイナーチェンジし発表しました。

シトロエン改良新型「ベルランゴ」
シトロエン改良新型「ベルランゴ」

ベルランゴは初代が1996年7月に発売されたMPVで、いまでは欧州MPVの代表格となったルノー「カングー」よりも早く誕生しています。

 2008年にはフルモデルチェンジして2代目に進化、現行型モデルは2018年にジュネーブモーターショーで世界初公開された3代目モデルです。プジョー「リフター」や欧州市場で展開されるオペル「コンボ」、トヨタ「プロエースシティ」と兄弟車という関係になります。

 日本では2019年10月にデビューを果たし、2度にわたるオンライン予約が5時間半で満枠となった人気モデルです。2020年8月には正式デビュー、カタログモデルが登場しました。
 
 登場以来、日本では人気モデルとなっており、シトロエンの国内販売台数の約半数を占めるベストセラーモデルに成長しています。

 今回、欧州で登場したのは、電気自動車(EV)である改良新型「e-ベルランゴ」です。

 エクステリアは大きく改良されています。フロントフェイスは完全に新設計され、ブランドの新たなビジュアルアイデンティティが採用されました。

 中央に新しいシトロエンの楕円形ロゴが設置され、ロゴの両側にはシェブロンパターンを反映したストライプのブラックグリルが存在感を高めています。

 また垂直のバーと2本の水平バーを備えた、シトロエンの新しいライトシグネチャーが新型ベルランゴらしさを主張します。さらにフロントバンパー中央部にはアルミのスキッドプレートを備え、SUVらしさを演出します。

 インテリアはダッシュボードを新設計。高い位置に設置された10インチセンタータッチスクリーンとデジタルインストルメントクラスターにより、使い勝手が良く未来感のあるインパネを形成しています。

 フロントシートにはシトロエン独自の「アドバンスドコンフォートシート」を初採用。高品質フォームおよびサイドサポートで快適なドライブを楽しめます。

 リアシートは3つの独立したスライド&折りたたみシートを採用。全長4.4mの標準モデル、および全長4.75mのベルランゴロングも従来同様に用意されます。

※ ※ ※

 欧州市場ではEVのe-ベルランゴのみの設定となります。これは136馬力のモーターと50kWh容量のリチウムイオンバッテリーを搭載、航続距離はWLTPモードで最大320kmとなります。この数値は従来型より20%増加しています。

 欧州以外の市場ではBlueHDi 90/100/130馬力仕様のディーゼルエンジンと、PureTech 110/130馬力仕様のガソリンエンジンを用意、ニーズに応えているのが特徴です。
 
 

Gallery 【画像】えっ、これがベルランゴ!? 欧州で登場したシトロエン改良新型を写真で見る(26枚)

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