VAGUE(ヴァーグ)

半世紀前の「ランクル40」がランクル70の車台で蘇った! 公道走行可能なトヨタ車体のカスタムカーに注目

昭和53年製のランクル40を70のベアシャシーで復刻

 2023年1月14日まで千葉・幕張メッセで開催されている「TOKYO AUTO SALON 2024(東京オートサロン2024)。そのトヨタ車体ブースに展示されている1台のカスタムカーに注目が集まっています。

東京オートサロン トヨタ車体ブースに展示された「ランドクルーザー40✕ランドクルーザー70」
東京オートサロン トヨタ車体ブースに展示された「ランドクルーザー40✕ランドクルーザー70」

 トヨタ車体は愛知県刈谷市に本社を持つ会社で、1953年には初代ランドクルーザー(BJ系)の生産を開始しています。

 歴代ランドクルーザーだけでなく、商用車の「ハイエース」やミニバンの「アルファード」「ヴェルファイア」、レクサス「LM」、SUVのレクサス「LX」など、トヨタ車体で生産されています。

 そんなトヨタ車体ブースに展示されていた「LAND CRUISER 40 × LAND CRUISER 70(ランドクルーザー40×ランドクルーザー70=以下ランクル40×70)」と呼ばれるモデルは、昨年の東京オートサロン2023で初出展された同モデルの進化版で、公道走行が可能となりナンバーを取得しているのが特徴です。

昭和53年(1978年)1月製のランクル40系のアッパーボディに、平成14年(2002年)3月製のランクル70系のベアシャシーを組み合わせています。

 昨年展示された「シーズン1」と呼ばれるランクル40×70のフードエプロンとフェンダーを約160mm延長し、ラジエーターを装着。さらに排出ガス基準・法規に適合させ、公道走行を可能としています。

 インテリアも天井に不燃素材を用いたりインパネ形状を変更しています。 インテリアも天井に不燃素材を用いたりインパネ形状を変更しています。さらに24Vだったランクル40のワイヤーハネス回路をランクル70の12Vに新設計しています。

 トヨタ車体は2023年1月より、愛知県刈谷市で新たな試みとしてランドクルーザーの専門店「ランクルBASE」の営業を開始しています。

 ランクルBASEはランクルファンのためのスペシャルショップで、長く安心してランクルを乗り続けるためのメンテナンスや、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズをおこなう場所となります。

 今回出展されたランクル40×70も、そうした取り組みの一環として提案された1台で、ランドクルーザーを長く、安心して、楽しく乗り続けるために、中古車のランドクルーザー40とランドクルーザー70のベアシャシーを組み合わせたカスタムモデルといいます。

 東京オートサロンのトヨタ車体ブースでは、愛知県豊田市にあるオフロードコース「さなげアドンベンチャーフィールド」の悪路を走行するランクル40✕70の走行映像も上映されています。

Gallery 【画像】レトロボディの最強オフローダー! 「ランクル40✕70」を写真で見る(20枚)
今しか買えない! 少量限定のプレミアムタイヤとは
浅草の職人魂から生まれた「KIWAME TOKYO ASAKUSA」 どんな腕時計?

VAGUEからのオススメ

タイヤの選び方が変わるーーデザインによる世界観の表現と性能とを両立したブリヂストン REGNO「GR-XIII B Edition」で“大人のドレスアップ”【PR】

タイヤの選び方が変わるーーデザインによる世界観の表現と性能とを両立したブリヂストン REGNO「GR-XIII B Edition」で“大人のドレスアップ”【PR】

RECOMMEND