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いま話題の「チャットGPT」が導入されると今後クルマはどう変わる!? VWやパイオニアに見る生成AIの現状とは?

急速に浸透し始めた生成AI技術で車内インターフェースは一変!

 2024年1月に米国・ラスベガスで開催された「CES2024」。毎年開催される「世界最大のエレクトロニック見本市」ですが、最近では自動車業界の出展も数多くあり、賑わっています。

 そんななか、ホンダ「0シリーズ」やソニーホンダ「アフィーラ」が注目を浴びていましたが、グローバル的に話題を呼んでいたのは“生成AIであるChatGPTを車載に活用した技術”についてでした。

VWは自社の車載音声アシスタントにチャットGPTを統合して搭載することを2024年1月に開催された「CES2024」で発表した
VWは自社の車載音声アシスタントにチャットGPTを統合して搭載することを2024年1月に開催された「CES2024」で発表した

 ChatGPT(チャットGPT)は、米国のOpenAIが開発したAIアシスタントで、大規模言語モデル(LLM/Large language model)として、学習を繰り返すことで人と同じような言葉で自然に対話できる技術です。

 最大の特徴は人間の質問を理解する能力を備えることで、複雑な内容にまで踏み込んで応答してくれることにあります。

 これまでのAIアシスタントの代表格といえば、iPhoneの「Siri」や、Android向けの「Googleアシスタント」、Amazonの「Alexa」が知られていますが、それらはひとつの問いかけに対してひとつを回答するのみでした。しかもまれに日本語が不自然だったりすることもあります。

 しかし、ChatGPTにはそれを感じることはほとんどなく、しかも複雑な質問に対してもそれを理解して回答を提示します。

  たとえば目的地を設定する際、複数の候補があっても、従来のAIアシスタントではその候補を挙げてくれるのがせいぜいで、その目的地がどんな場所なのかまでは教えてくれません。そのため、回答を得たとしても、利用者はそのひとつひとつを自分で調べ直す必要が出てきてしまいます。

 それに対してOpenAIのChatGPTなら、LLMという新しいAIのエンジンを活用し、質問の内容を理解してWebサイトから該当する記事を探し出します。

 なので、探してきたWebサイトに間違いがあればそれまでですが、その検索を行い、内容を整理した上でわかりやすく回答される便利さは、一度体験したら手放せなくなることは間違いありません。

NextVWはチャットGPTを車載音声アシスタントの「IDA(アイーダ)」に統合
Gallery 【画像】まるで人が案内しているよう!? チャットGPTが車載される近未来を画像で見る(16枚)
会田肇
会田肇
モータージャーナリスト
1956年、茨城県生まれ。大学卒業後、自動車雑誌の編集部を経てフリーランスに転身。カーナビやカーAV分野を中心に取材・執筆活動をスタートし、現在はインフォテインメントシステム、ADAS(先進運転支援システム)、ITS(高度道路交通システム)など幅広いモビリティ分野を取材対象としている。また、趣味である旅行好きが高じてエアライン関連の取材・執筆も行う。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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