まるで“戦車”のようなスタイルは懐かしの日産「サファリ」!? 道なき道を行く海外仕様車 日産「パトロール」のキャンピングカーとは
1994年モデルの「パトロール」がベース
車体は後部ドアも含めた5ドア仕様で、ボディの形状を変えるといった大掛かりな改造はされていないようです。

海外仕様車らしいシュノーケルが運転席型のAピラーに伸びています。
車体前側にウインチを搭載し、屋根上には大型のルーフラックも備えています。頑丈なもので、これをベースとしてテントの展開が可能(ハシゴで昇降)。巻き取り式のタープの備え付けもあります。
ちなみにトレーラー用のヒッチも装備されており、後ろに牽引式のキャンピグカーを引くことも可能です。
ホイールサイズは公開されていませんが、オフロードに対応したプロックパターンのタイヤが装備されています。
車内には宿泊を可能にする装備が追加されています。充電式のバッテリーと冷蔵庫が備えられています。ちなみに冷蔵庫のバッテリーは専用のものが装備されているようです。また、ソーラーパネルによる充電も可能とのこと。
バックドアを開けると、すぐ前に収納棚があります。3段の引き出しがあり、様々なサバイバル道具を収納できそうです。
エンジンは2.8リッターのディーゼル(137馬力)で、トランスミッションはマニュアル。駆動方式はもちろん4WDです。
走行距離は28万7000kmと走りこまれていますが、28万kmの時点でオーバーホール。ラジエータも特注で新品にしたとのこと。しかもパトロールを熟知した職人が作業を担当したようです。
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今回の車両は3万2500ユーロ(約545万5000円)で出品されています。現在のSUVとしては妥当な価格に見えますが、年式を考えると高値といえるでしょう。
このパトロールは、その名の通り広大な密林も巡回できそうなキャンパー仕様。どこまでも奥に進めそうです。
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