“グーグルマップ”一強時代に異変!? カーナビ代わりに使えるスマホ無料「地図アプリ」2024年の注目株とは
iPhone純正の「マップ」といま注目のトヨタ「モビリンク」
◆Appleマップ:Siriでの音声入力にも対応 安心してルート案内を任せられる
言わずと知れた、iOSに添付される無料で使えるカーナビ用アプリです。
2012年に提供された当初はさまざまなトラブルに見舞われましたが、iOSの更新とともにアップデートされて着実に進化を遂げ、今ではそうしたトラブルもすっかり解消。
むしろ、特に狭い道を案内するようなこともなく、安心してルート案内を任せられることに好感が持てます。

地図の使い勝手も良好で、多彩な機能を備えているにも関わらず動作もスムーズそのもの。表示される地図の表現力も美しく、特に3D表示での描画能力はかなりレベルが高いことを実感します。ルート案内中はオランダの「TomTom」が独自に収集したプローブデータを反映した交通情報を提供。もちろん、渋滞回避も行います。
目的地検索では、文字入力やSiriでの音声入力に対応しています。特に音声入力の認識レベルは十分に実用的で、ほとんどの場合で対象地のリストアップしてくれました。目的地とした付近の様子を写真や住所、口コミといった情報を案内する機能も備えています。また、出発時刻や到着時刻を指定することができるのもポイントになるでしょう。
目的地検索で惜しいのは、対象地がマイナーな場所になると思うように探せなくなることです。やはり検索能力ではGoogleマップに見劣りしていると感じます。
目的地を探し終えたら、下側に表示されるアイコンをタップすると目的地へ向かうのに、自動車のほか、公共交通機関、徒歩、自転車から利用方法を選びます。利用方法に応じて所要時間がアイコン上に表示されるのはわかりやすいですね。
自動車でルートを探索した際は、あらかじめ有料道路/高速道路の回避設定も行えます。
ルート案内中は他のカーナビ用アプリと同様、交差点拡大図を表示することはありませんが、分岐点に近づくに従い地図を拡大して周辺を見やすく表示します。
交差点名を音声で読み上げ、車線ガイドは一部ではあるものの表示するので、複雑な交差点でもない限り、ルート案内で不安を感じることはないと思います。一時停止や制限速度などの道路標識情報は初めての場所で重宝するかもしれません。
トンネル内に入ってGPS信号をロストした時は、トンネルに入った時点の速度のまま簡易的に進んでいきますが、一定時間を過ぎると停止。左右方向の動きにも追従はしないため、トンネル内の分岐には追従はできませんでした。
◆トヨタ モビリンク:トヨタ車ユーザー以外も無料で使え 使い心地はトヨタ純正カーナビそのもの
トヨタの標準的な車載カーナビと同等の機能を持ちながら、誰でも無料で使えるカーナビ用アプリです。
トヨタは近年、ディスプレイオーディオの標準搭載を進めていますが、このアプリを使うことで手軽にカーナビ機能が利用できるというわけです。しかも、その対象をトヨタ車ユーザー以外にも無料で解放しているから驚きです。

トヨタ発のアプリだけに、その使い心地はトヨタの純正カーナビそのもの。交差点名を読み上げる音声ガイドはまんま同じで、高速道路での合流案内や一般道での側道案内も行うなど、その案内機能はかなりの充実ぶり。
都市高速入口や高速道路での分岐点ではイラストを使って詳細にガイドするなど、もはや見た目には“トヨタ純正カーナビ”がそのままスマホに入ったと思えるほどです。
ただ、データが重くなることを避けるためか、さすがに交差点拡大図をすべての交差点で表示することはありません。
それでもオートズーム機能を使い、分岐点に近づくに従い、徐々に地図を自動的にズームアップしていきます。信号機の存在も地図上でガイドし、交差点名も一部で読み上げられていました。
ルート案内中で便利と思えるのは、一般道や高速道において4つ先の交差点や施設のリストを表示することです。
車線ガイドや交差点名の表示と共に、これを使うことで分岐点での心構えができるようになるのです。また、ルート上には他の候補ルートが表示され、これをタップすると即座に別ルートでの案内に切り替わるのも便利です。
また、探索したルートは「お出かけプラン」として登録しておくことができます。出掛ける前にプランを経由地を含めた立てておき、当日はそれを展開すればすぐに出発できるのです。
一方で目的地を設定する時は音声での検索にも対応していますが、曖昧な入力やマイナーな施設には思うように探し出せないこともあります。
そんな時は、Googleマップで検索してそのデータをモビリンクに転送して使うことをおすすめします。また、同様に「NaviCon」との連携することで、好みのアプリで探した位置情報の転送も可能です。
交通情報はVICSを基本にトヨタが独自に収集した「Tプローブ」をプラス。日本の国道や都道県道に限った総延長距離は約40万km。のほとんどをカバーしています。一方で、GPSをロストした時は、一定時間を過ぎると停止していました。
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