まさに“究極の魔改造”! スカイラインGT-Rの“RB26エンジン”を搭載した1972年式 初代「フェアレディZ」を英国で発見
左ハンドル仕様を右ハンドル化
RB26DETTエンジンは2.6リッター直列6気筒ツインターボエンジンで、最大出力は日本国内の自主規制で280馬力に抑えられていますが、チューニング次第で500馬力以上でも対応できる伝説のパワーユニットとして知られています。

このRB26DETTエンジンに組み合わされるトランスミッションは、同社「スカイラインGTS-T用」の5速マニュアルが採用されました。
また、この個体はもともと左ハンドル仕様でしたが、エンジンとミッションのスワップに伴い、右ハンドル化を実施。
なお、右ハンドル化はStar Motorsport社がおこない、セットアップや再マッピングはRB Motorsport社のロッド・ベル氏によっておこなわれました。
ほかにも改良されたプロペラシャフトや日産R300LSD、日産300ZX リアハーフシャフトが搭載されています。
エクステリアはクロームバンパーとボディトリム、黒のトランクリッドスポイラーが装備済みです。
ホイールは15インチのROTA社製が組み込まれ、サスペンションはTokico社Illuminaデュアルガスダンパーが搭載されています。
ブレーキシステムもアフターマーケットのブレーキキャリパーを備えたベンチレーテッドフロントディスクとNABCO社製ラージボアマスターシリンダーに換装されました。
インテリアは基本的にオリジナルのものですが、シートはブラックとレッドのコンビレザーに張り替えられ、カーペットの交換と防音材の追加が実施されています。
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今回の個体は海外のチューニングカー雑誌「Japanese Performance 」にも掲載されており、インパクトを与えたクルマといえるでしょう。
なお、オークションはすでに終了されており、落札者がいない状態で売れ残りの状態となっています。
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