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高速道路も走行可能な150ccクラス・スクーター対決! ホンダ「PCX160」とヤマハ「NMAX155」との違いとは?【ライバルをスペック比較】

ビッグスクーターブーム後はダウンサイジング

 2000年代最初のバイクブームは“ビッグスクーター”でしょう。

 車体は大きいものの快適に運転ができ多くの荷物を載せることもでき、さらにラグジュアリーであることから、若者を中心にビッグスクーターが浸透していきました。

 国内メーカーからも、250cc以上のエンジンを搭載した様々なビッグスクーターが登場し、カスタムシーンも色づきました。

 そんなビッグスクーターはブームが過ぎ去り、2024年現在ではその時代を象徴するモデルは生産終了となってしまいました。現在、ビッグスクーターはすっかり下火となっています。

ホンダ「PCX160」(左)とヤマハ「NMAX155」(右)
ホンダ「PCX160」(左)とヤマハ「NMAX155」(右)

 しかし、ビッグスクーターブーム終焉からしばらく経ち、思わぬ大ヒットを記録し、スクーターに再び注目を集めたモデルがあります。

 それがホンダ「PCX」です。

 2010年に初代が登場しましたが、思わぬヒットとなったのはその2年後に登場した「PCX150」です。

 当時150ccクラスは非常にマイナーなカテゴリで、PCX150はまさにポツンと現れた格好です。

 しかし蓋を開けてみれば、原付二種(125cc以下)の感覚で高速道路も乗れる万能性が大ウケし大ヒット。

 2014年の2代目では、原付二種モデルと同時に150も発表されました。

 その後2018年に3代目、2024年には早くも4代目となり、普通二輪モデルはエンジンを刷新し「PCX160」となりました。

 矢継ぎ早にモデルチェンジを行うということは、それだけヒットしているという証拠でもあります。

ホンダ「PCX160」
ホンダ「PCX160」

 このヒットを、他のメーカーも指を咥えて見過ごしてはいません。

 日本国内でホンダに次ぐ多くのスクーターをラインナップしているヤマハが反応を見せ、2024年現在で多くの150ccクラスのスクーターを揃えています。

 中でも原付二種モデルと150ccクラスのモデルを揃えている「NMAX155」(2017年3月発売)は、PCX160の直接的なライバルと見てとれます。

 両車にはどんな違いがあるのか、スペック面から比較してみましょう。

 ボディサイズですが、同じと考えて良い値です。PCX160よりもNMAXのほうが先に発売されていることを考えると、PCXが逆にNMAXに寄せてきたとも考えられます。

 ただ、ホイールベースはPCXのほうが短くなっています。

 この違いはコーナリング性能と直進安定性に大きな影響がありそうです。

 コーナリング性能においてはPCX、直進安定性についてはNMAXのほうが高いでしょう。

 直進安定性は、高速道路を走る際には非常に大切な性能となります。

 それから外観面で注目したいのはリアのディスクブレーキの存在です。

 現行型は両車ともに前後ディスクブレーキですが、PCXは実は前型までリアにディスクブレーキは採用されていませんでした。

 リアのディスクブレーキの採用は、はじめからそれを搭載していたNMAXの存在があったからこそ実現したのかもしれません。

HONDA PCX160
車体サイズ:1935×740×1105mm
ホイールベース:1315mm
シート高:764mm
車両重量:133kg

YAMAHA NMAX155
車体サイズ:1935×740×1160mm
ホイールベース:1340mm
シート高:765mm
車両重量:131kg

Nextお互いがスペック競争をしているという事実
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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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