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夢あふれる爽快感がクセになる!? 「岸釣り系海釣り」スタイル“ショアジギング”の始め方とは

●手軽に壮大なスケールを味わえる「ライトショアジギング」

 釣り初心者でも挑戦できるショアジギングのなかで、最も大物を狙うことができるのが「LSJ」こと「ライトショアジギング」。「ショアジギング」といえばこのカテゴリを指すことが多いです。

ライトショアジギングはロッドが9〜10フィートのミディアムアクション、リールが4000〜5000番が基本。写真はロッド「天龍パワーマスター  PM1022S-M」、リール「シマノ ストラディック5000C」
ライトショアジギングはロッドが9〜10フィートのミディアムアクション、リールが4000〜5000番が基本。写真はロッド「天龍パワーマスター PM1022S-M」、リール「シマノ ストラディック5000C」

 ジグの重さは30〜40gがメインで、状況によっては60gまでを使い分けます。ロッドは強めのシーバスロッドでも代用できますが、遠投を1日中繰り返すなら専用がオススメ。

 リールは4000〜5000番台で、ラインはPEの1.5号に30ポンドのフロロのリーダーの組み合わせが基準。どのカテゴリもそうですが、迷ったら出かける釣り場に近いショップで相談するのが最適です。
 
 防波堤がメインのフィールドですが、砂浜でも青物は狙えます。小型のブリのワカシやイナダ、ハタ類がターゲットで、時には80cmを超える大型回遊魚に出会えるチャンスもある、夢のあるスタイルのショアジギングなのです。

●よりスリリングな「スーパーライトショアジギング」

 ライトショアジギングをさらに気軽にしたのが、「SLSJ」こと「スーパーライトショアジギング」です。

SLSJで釣れたカンパチの幼魚の「ショゴ」
SLSJで釣れたカンパチの幼魚の「ショゴ」

 15gを中心に、10〜20gのジグを扱い、リールは2500〜4000番台、ラインはPE0.8号でリーダーはフロロの16ポンドの組み合わせが一般的です。

 こちらもロッドは専用モデルが各メーカーからリリースされていますが、シーバスロッドやエギングロッドの流用も十分可能となっています。

 基本的に釣り場はライトショアジギングと同じく堤防がメインで、ワラサや地方によってはシオ、ネリゴを呼ばれるカンパチの幼魚の「ショゴ」といった小型の回遊魚をはじめ、カサゴやメバルなどの根魚なども狙えるバラエティー豊富さも魅力。

 ソウダガツオやサバといった小型の青物でもスリリングな駆け引きが楽しめますが、最近のタックルは高性能。ブリクラスの想定外の大物が来ても落ち着いてファイトすれば十分に捕れるチャンスはあることは覚えておいて損はないです。

 エギングやシーバスをしている釣り人ならメタルジグを数個ボックスに忍ばせ、気分転換に試してみることをオススメします。

●アジングやメバリング必携の「マイクロショアジギング」

 最後に紹介するのが「マイクロショアジギング」。重さ1〜7gと、文字通り極小のメタルジグを使う、ショアジギングでも最も手軽なカテゴリ。

マイクロショアジギング用のジグ。1〜7g程度のものを揃えておくと心強いです。写真は右の3つが「AbuGarcia Salty Stage Micro Jig Flat」、一番左が「AbuGarcia Salty Stage Micro Jig Slim」
マイクロショアジギング用のジグ。1〜7g程度のものを揃えておくと心強いです。写真は右の3つが「AbuGarcia Salty Stage Micro Jig Flat」、一番左が「AbuGarcia Salty Stage Micro Jig Slim」

 ジグのシルエットを小さくすることで、カサゴやメバルやアジはもちろん、カマスやカサゴ、マアジなど沿岸に生息するフィッシュイーターを幅広く狙うことができると注目されています。

 このカテゴリにも専用ロッドが増えてきましたが、アジングやメバリングの「ついで」に楽しむこともオススメ。

 例えば繊細なアジングでは、強風でゲームが成り立たたないこともしばしば。そんな荒天でも、小さいといえども金属の塊であるメタルジグなら投げやすく「水中でジグがどう動いているか」も把握しやすいので、快適に釣りを続行することができるというわけです。 

 遠くに投げなくても、足元に落としてチョンチョンと誘えば、意外なほど多彩な魚がジグを追いかけてくることに気がつくはず。透明度の高い水域なら、食いそうで食わない魚に口を使わせるスリリングさにハマること間違いなしです。

●まずは手持ちのタックルでジグを投げてみよう

 3つもカテゴリがあるライト系ショアジギングですが、どれも金属製のメタルジグを投げて水底まで沈め、シャクリながらリールを巻く繰り返しが基本というのは同じ。

 専用タックルでなくても始められるのがライト系ショアジギングのいいところ。どのカテゴリも気軽にチャレンジできる割には、スケールの大きなゲームへの期待に胸踊らせることができるのが魅力。好みのスタイルが見つかったら、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

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杉山元洋
杉山元洋
編集者
VIPインタビューからモノ語りまで、撮って書く編集者。ホットハッチに自転車を積み、6つの車輪で旅をする6WheelsLifeをゆるめに解釈した「ゆる六輪の旅(ゆる6)」を提唱&実践。フィールドレコーディングやアウトドア、MYOG系バッグづくり、大衆酒場を愛好。メディア制作集団「Std. COALSACK」所属。東東京生まれ。

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