「グーグルマップ」に頼りすぎる運転は危険!? 冬こそ知っておきたい 人気地図アプリのメリットと“泣き所”とは?
旅先の北海道でスマホの「グーグルマップ」で道案内してみた
2025年に入り、本格的なウインタースポーツのシーズンとなりました。本州を離れ、北海道でのスキー、スノーボードを考えている人もいるのではないでしょうか。

北海道は北に位置することでの気温の低さもあり、パウダースノーを求めてニセコやトマム、富良野などのスキー場では外国人客の姿も多くあります。
もちろん北海道へは飛行機でのアクセスとなり、時間や予算のハードルは高めです。
しかし多くのスキー場のベースが平地にあり、アクセスに山道を走る必要がないこと、交通量が少なく、基本的に渋滞とは無縁なことから、都市部のホテルをレンタカーで朝8時に出発しても、9時すぎにはゲレンデに立つことも可能であるなど、いったん北海道入りしてしまえば、快適なスキー&スノボライフが待っています。
ただここで注意しなければならないのが、スキー場へのアクセスルートです。
北海道でレンタカーを借りてドライブする場合、不慣れなレンタカーの車載ナビを使うより、使い慣れた自分のスマホのカーナビアプリを使う人は少なくないでしょう。とくにアンドロイドでもiPhoneでもスマホユーザー利用率の高い「Google Map(グーグルマップ)」を使う人は多いと思われます。
レンタカーのカーナビで目的地を検索するのは、ひとつひとつの文字を打ち込む機種も多いため、それに対して音声での入力もできるグーグルマップは非常に使いやすく、また最新の地図データや道路情報なども案内してくれるためにスマホのグーグルマップを使ってドライブをする人も多いといわれています。
ただここに、北海道の道に不慣れな旅行者が陥りがちな“ワナ”があるのです。
スマホのカーナビアプリは、基本的にリアルタイムで取得したスマホユーザーの旅行所要時間と、インターネット上にあるサーバーのデータの双方を使いに、目的地までもっとも早く着くルートを計算し、提示します。本州では高速道路、もしくは国道レベルの一般道となるでしょう。
しかし一般道に信号がほとんどなく、並行する高速道路がないエリアもある北海道の場合、一部のカーナビアプリは国道ですらない、「地元ドライバーが通る道」を案内しがちなのです。
もちろん、春から秋であれば、そうしたルートを走ってもとくに問題はありません。しかし除雪の行き届いた幹線道路から一本外れると「クルマがなんとか通行可能な除雪レベル」もありえる冬の北海道では、案内されたルートが山間部の圧雪路や凍結路であることも珍しくないのです。
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