“まもなく発売”とウワサのスズキ「ジムニー5ドア」はドレスアップも楽しい! さらにタフさを追求した“2台のカスタムカー”の魅力とは?
並行輸入車をベースにいち早くカスタマイズ
日本最大のカスタムカーの祭典となった「東京オートサロン2025」の会場で目立ったのが、日本にも上陸するのではないかとウワサされているスズキ「ジムニー5ドア」ベースのカスタムカーです。

2018年に登場した現行型「ジムニー」は、軽自動車仕様だけでなく登録車の「ジムニーシエラ」も爆発的なヒットを記録。最も身近なクロスカントリーSUVとして幅広い世代に愛されています。
その人気は、カスタムカーの世界でも同様。そこで「東京オートサロン2025」に出展されていた、海外仕様の「ジムニー5ドア」をベースとする2台のカスタムカーにフォーカスしました。
まずは、愛知県春日井市にある「ジムニー」のカスタムショップ・ショウワガレージの「Showa Garage 5door Style」から。ベース車は、「ジムニー5ドア」の生産と販売をおこなっているインドから並行輸入されたものだといいます。
「Showa Garage 5door Style」は、ハイリフト化などワイルドに仕上げられた印象。ボディカラーは日本仕様の「ジムニー」ではセレクトできないネイビーですが、これはインド仕様の「ジムニー5ドア」に設定される純正カラー“ネクサスブルー”そのものだといいます。ちなみに“ネクサスブルー”は、インドで展開されるマルチスズキ上級車専売店・ネクサスのイメージカラーとなっています。
エクステリアは、ショウワガレージオリジナルのバンパースポイラーを始め、スキッドプレート、スポーツグリル、サイドガーニッシュ、リアバンパーガード、LEDサイドマーカー&テールランプなどを追加。
足回りには同社が開発した「ジムニー5ドア」用のサスペンションキット「SGアジャストコイル5ドアコンセプトキット」が装着され、悪路走破性を追求しています。

タイヤとホイールは、マットブロンズ塗装が施されたショウワガレージオリジナルの「XENO」16インチホイールに、トーヨータイヤ「オープンカントリーR/T」の265/75R16を組み合わせています。
インテリアのカスタムは限定的ですが、5ドア用のシートに対応したオリジナルシートカバーとウッド調のコンビネーションステアリングを装着。
ステアリングは、ボタン類やエアバック兼ホーンボタンに純正パーツを流用するため、標準車同様の操作性を備えているといいます。
「ジムニー」のカスタムを得意とする同社によると、「『ジムニー5ドア』の登場は、これまで家族構成や仕様目的などを理由に3ドアの『ジムニー』を諦めていた人たちをも呼び込めそうだと期待。将来的な日本上陸を期待して、早期に輸入して商品開発に着手した」とのことでした。
●広がったルーフ上にポップアップルーフテントを装備
一方、「ジムニー」中心の販売網・JIMNY WORLDを全国で10店舗展開するN’s STAGEが出展した「ジムニー5ドア」は、同社がプロデュースしたカスタムモデル「N’s Limited」のフラッグシップモデルとして仕上げられたコンセプトカー「JIMNY 5Door N’sLimited IRONMAN CAMPER」です。
最大の特徴は、キャンピングカーに仕上げられていること。オリジナルのキャンピングカーを手がけるホワイトハウス製のポップアップルーフテントが装備されています。
「ジムニー」ファンの中には、車中泊を楽しむ方も多いでしょうが、3ドアモデルの場合、1名分の就寝スペースを確保するのがやっと。そのため活躍の場はソロキャンプ中心でした。
その点「ジムニー5ドア」は、前後に伸びたルーフ上にポップアップルーフを備えることで、内部に2mの就寝スペースを確保可能。車内とルーフとで複数名が就寝することができます。
担当者によると、「ポップアップルーフのテント部は車内からしかアクセスできないため、防犯上のメリットも大きい。女性でも安心して利用してもらえる」とのことでした。
現状、ポップアップルーフは試作品で稼働も電動式でしたが、市販時にはダンパー式に変更することで価格を抑える予定だといいます。「ジムニー5ドア」で快適な車中泊を楽しみたい人にとっては、注目のアイテムといえるでしょう。
マッドサンドカラーのラッピングが施されたボディが目を惹きますが、ハイブリッジファーストのオーバーフェンダーや3インチアップサスペンションアームセットなどのカスタムパーツも多数装着。さらに、JAOS製のサイドステップも装着されています。

足元は、アルミホイールにWORKが手がけた懐かしの「ロンシャン」を装着。タイヤには、245/75R16サイズのトーヨータイヤ「オープンカントリーM/T」を組み合わせています。
ちなみに同車は、「東京オートサロン2025」カスタムカーコンテストのSUV部門にて優秀賞に輝きました。こうした点からも、クルマ好きたちの間で「ジムニー5ドア」への期待が高まっていることがうかがえます。
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いまだ覚めることを知らない「ジムニー」人気。この先もしも「ジムニー5ドア」が日本で正規販売されれば、カスタムカーの世界もより活発な展開が期待できそうです。
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