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最先端の装備が“てんこ盛り”なのにリーズナブル? ヤマハ「トレーサー9GT+」とスズキ「GSX-S1000GX」の個性の違いとは【ライバルをスペック比較】

ACC付きのトレーサー9のほうがバリューが高い

 両車のエンジンは大きな違いがあります。

スズキ「GSX-S1000GX」
スズキ「GSX-S1000GX」

 トレーサー9GT+のエンジンは、888ccの水冷直列3気筒DOHCで、最高出力88kW(120PS)/1万rpm・最大トルク93Nm(9.5kgm)/7000rpmを発揮するもの。

 GSX-S1000GXのエンジンは、998ccの水冷直列4気筒DOHCで、最高出力110kW(150PS)/1万1000rpm・最大トルク105Nm(10.7kgm)/9250rpmを発揮するものが搭載されています。

 パワーとトルクは直4エンジンを搭載しているGSX-S1000GXのほうが高いのですが、その代わり重量が嵩むという欠点をはらんでいます。

 その違いが顕著に表れているのが車重で、トレーサー9GT+が223kgなのに対し、GSX-S1000GXは232kgと11kgも重量が嵩んでいるのです。 

 GSX-S1000GXは重い上にシート高もあるので、またがって引き起こす際にはトレーサー9GT+よりも力がいるかもしれません。

※ ※ ※

 車両価格は、トレーサー9GT+が税込182万6000円、GSX-S1000GXが199万1000円となっています。

 トレーサー9GT+のほうが安価ですが、それ以上にバリューのある価格になっています。

 トレーサー9GT+には、ミリ波レーダーが装着されています。すなわち、四輪車と同じように前車追従式のアダプティブクルーズコントロールが装備されているのです。

 さらにサスペンションも電子制御式を採用しています。このような豪華装備であることを考えれば、182万円という設定も納得です。

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