ジープのラグジュアリーSUV「グランド チェロキー」でゴルフに出かけてみた! 走りは高速道も峠道もイケる!! 寒い季節のゴルフ旅も快適です【クルマ×アソビ #19】
ジープの高級SUV「グランド チェロキー」でゴルフに出かけてみた
どこへでも行けて、なんでもできる……そんなリアルオフローダーを世に送り出し続けているクロスカントリーSUVのトップブランド・ジープ。卓越した悪路走破性を誇るモデルを多数輩出してきたことから、ドロくさいイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか?

そんなジープにあって、オフロード性能とオンロード性能とを高次元で両立したと謳われるモデルが、同ブランド初のラグジュアリーSUVとして誕生した「グランド チェロキー」です。
優れたオンロード性能を備えているとはいえ、そこはジープが展開するSUVです。快適なロングドライブを楽しめるのか気になっている人も多いことでしょう。そこで実際に“グラチェロ”でゴルフ旅へと出かけ、実力をチェックしてみました。
今回、ゴルフ場への往復の“アシ”として活躍してくれたのは「グランド チェロキー リミテッド」。“グラチェロ”にはスタンダードな5人乗りの「グランド チェロキー」と、ホイールベースと全長を延長した7人乗りのロングバージョンの「グランド チェロキーL」とがラインナップされていますが、今回は“短い”方のベーシックグレードをセレクトしました。
パワーユニットは、2リッターの直列4気筒エンジンにターボチャージャーを組み合わせたいわゆる“小排気量ターボ”で、8速ATと“クォドラトラックI 4×4システム”と呼ばれるオンデマンド方式の4WDを組み合わせています。
目的地は山梨県の山中湖村にある、とあるゴルフ場。東京の都心からだと片道130kmほどの距離にあり、道中でレストランや道の駅などに立ち寄ることを考えると、トータルで300km以上の走行距離が見込まれます。
いよいよラウンド当日、「グランド チェロキー リミテッド」でゴルフ場を目指します。ドアを開けてコックピットに収まると、まず目に飛び込んできたのは上質な仕立てのインテリアでした。
表面がレザー調素材で覆われたダッシュボードや、木目調とリキッドクロームのアクセントがあしらわれたドアパネルなどにより、まるでセンスのいい邸宅のリビングでくつろいでいるかのような印象を味わえます。
また、フロントシートは大ぶりで、ドライバーのカラダをしっかりとホールド。くつろいだ姿勢でドライブできます。
インテリアカラーはブラック基調で遊び心は感じられないものの、質感の高い空間づくりに配慮されていることがうかがえます。
試乗車はスタッドレスタイヤを装着していたこともあってか路面からの“当たり”がやわらかく、乗り心地は非常に快適です。スタッドレス特有のパターンノイズがわずかに耳に届きますが、“アコースティックウインドシールド”や“アクティブノイズコントロールシステム”などの恩恵で遮音性に優れているのでしょう、不快な感じは一切ありません。
住宅街の狭い道を抜けて幹線道路へと進み、首都高速を経由して東名高速へ。最高出力272ps、最大トルク400Nmを発生する「グランド チェロキー リミテッド」ですが、実は車両重量が2トン超えという重量級だけに、動力性能にゆとりがあるのか心配でした。
しかし、2リッターの直4ターボエンジンは、過給圧が高まるとともに一気に車体を前へと押し出す力が盛り上がっていく印象。スタートダッシュも力強く、高速道路の本線にもストレスフリーに合流できます。
東名高速の本線は最近、平日でも交通量が多く、渋滞に遭遇してしまうこともしばしば。細かいストップ&ゴーを強いられます。
今回はラウンド時に覚える疲労感を抑える目的もあり、高速道路区間ではアダプティブクルーズコントロールを積極的に使ったのですが、これが停止/加速を繰り返す渋滞時に威力を発揮。流れが悪い区間も快適に走り抜けることができました。
また“グラチェロ”は、直進安定性が非常に高いのが印象的。路面の舗装が荒れている区間を走行するときも、ステアリングに軽く手を添えてやるだけで進路を乱すことなく、安心して移動できます。
東名高速の御殿場インターチェンジを降りて、国道138号線を北上します。この季節、同エリアの気温は氷点下を記録することも多いのですが、「グランド チェロキー リミテッド」にはシートヒーターはもちろんのこと、ステアリングヒーターも備わっているので心配は無用。しかも、それぞれの“効き”が抜群なので快適に移動できます。
途中、カーブが連続するワインディングに差しかかりますが、「グランド チェロキー リミテッド」は非常に気持ちよく走り抜けていきます。心臓部はトルクフルで、登坂路も全く苦にしない印象。予想はるかに上回る力強さで上っていきます。正直、エンジンの回転フィールは100%スムーズとはいいがたく、洗練されているとはいえませんが、振動やノイズは抑えられているので決して不快ではありません。

驚いたのは、ジープブランドのSUVでありながらフットワークが実に軽快なこと。「グランド チェロキー リミテッド」は18インチタイヤとコイルスプリングの組み合わせで、上級グレードにあるエアサスペンションや減衰力調整式のショックアブソーバーなどはおごられていませんが、ルートに合わせて右に左にとステアリングを切ると、切った分だけスムーズに向きを変えてくれます。
高速道路のような直線区間ではどっしりと真っ直ぐ走ってくれる一方、ワインディングなどコーナーが続く区間ではSUVとは思えないほどクイックに向きを変える「グランド チェロキー リミテッド」。相反する乗り味を融合したハンドリングフィールは、このモデルの特筆すべき点といえそうです。
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