VAGUE(ヴァーグ)

予約殺到! スズキ新型「ジムニーノマド」発表5日で受注停止 5万台のバックオーダーを抱えた“驚異”の人気モノ 再開はいつ?

発表からわずか5日で受注停止

スズキは2025年2月3日、新型「ジムニーノマド」の注文受付を一時的に停止したと発表しました。

2025年1月30日に発表されたスズキ新型「ジムニーノマド」
2025年1月30日に発表されたスズキ新型「ジムニーノマド」

新型ジムニーノマドは、2025年1月30日に発表されたばかりの新型モデルです。

本格小型SUV「ジムニーシエラ」をベースにロングボディ化し、5ドア仕様としたことで注目を集めました。発売は4月3日を予定していましたが、想定を大幅に上回る受注が殺到したことで、スズキは対応を余儀なくされました。

スズキによると、販売計画台数(月販1200台)を大きく超える約5万台の注文を受けたとのことです。この状況を受け、同社は一時的に注文受付を停止し、早期の受注再開に向けて全社を挙げて取り組むとしています。

また、すでに注文を済ませたユーザーについては、「1日でも早く納車できるよう、継続して対応に努める」と発表しました。

さらに、今回の注文受付停止に伴い、全国のショッピングモールで予定されていた先行展示会やイベントでの展示も中止されることになりました。

新型ノマドは、これまでも日本市場で展開されている「ジムニーシエラ」をベースとしています。新型ノマドはシエラのホイールベースと全長をそれぞれ340mm延長したロングボディ仕様で、ボディ側面に後席へアクセスするためのリアドアを設けているのが最大の特徴です。

ボディサイズは、全長3890mm×全幅1645mm×全高1725mm(ルーフアンテナを折りたたんだ際の数値)、ホイールベースが2590mmです。

リアシートよりもラゲッジスペースの拡大を重視しているため。リアシートの背もたれを立てた状態における荷室フロアの奥行きはシエラの240mmに対し、新型ジムニーノマドは590mmと倍以上に広がっています。大きくなったラゲッジスペースが、ジムニーノマドのハイライトです。

パワーユニットはシエラと同じ最高出力102馬力・最大トルク130Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンを搭載します。

またボディカラーは、シエラには設定のない“シズリングレッドメタリック”が用意されるほか、シエラの青とは色味が異なる、高級感ある“セレスティアルブルーパールメタリック”もラインナップされています。そうした微妙な差別化も注目したいところです。

新型ジムニーノマドの高い人気を裏付ける今回の事態。受注再開のタイミングについては、今後のスズキの対応に注目が集まりそうです。

Gallery 【画像】「えっ!…」5万台のバックオーダー!? これが話題のスズキ新型「ジムニーノマド」です(50枚)

VAGUEからのオススメ

マザー・オブ・パールが詩情豊かに輝く――大人の夜を彩るブローバ「マリンスター」日本限定モデルの魅力とは【PR】

マザー・オブ・パールが詩情豊かに輝く――大人の夜を彩るブローバ「マリンスター」日本限定モデルの魅力とは【PR】

RECOMMEND