昭和レトロが「エモすぎる!」 東北の城下町にある“インスタ映え”間違いなしの「リノベホテル」とは
“昭和風”、ではなく、“ホンモノの昭和”がそこにある
入口のドアを開けると、まさに“昭和”がそこにあります。

スナック(部屋名)の看板ひとつひとつに明かりが灯り、まるで営業しているかのよう。仕事で地方に行ったとき、夕食後に程よく酔っ払い、でもちょっと飲み足らずにあと1軒、最後の1軒をどこに入ろうか、どの店のドアを押そうか…的なワクワク感。まさにあの感覚が蘇ってきます。
ドアに貼ってあるステッカーも当時のまま。「明るく楽しく明朗会計」「安心して歌えるお店です」「鍛冶町防犯協会々員」などという文句と重厚な扉が、本物感(というか本物、なのですが)を醸し出します。
こちらも予約の際にメールにて送られてきた暗証番号を入力すると、ドアのカギが開き客室「スナックアロー」に入れます。
入ってしまえば以外や普通のホテルの一室。置かれた椅子や照明など、スナックだった時代に使われていたと思われる調度品が“当時”を思い起こさせますが、基本は広くて小綺麗な部屋という印象です。使い捨てのスリッパが入口の目の前に置かれています。
もちろんトイレ&ユニットバスもついていて、歯ブラシやタオルなどもちゃんとあります。ただしナイトウェアは用意されていません。
ホテルの出入りも非対面で自由に行えます。周辺にはかなり雰囲気のある店が多くあり、また夜遅くまで営業しているため飲食に困ることはありません。
今シーズンは弘前もかなりの雪に見舞われた(ている)とのことで、歩道には車道を除雪した雪の山が高く積まれていました。そんな中、滑らないように慎重に夜の街を散策。どういうわけか鍛冶町には焼肉店が多くあり、東京よりも格安で質の良い肉を食べ、程よく飲み、いい気持ちでホテルに戻りました。ホテルにはルームキーがなく、暗証番号を打ち込まないと入れないので、あまり飲みすぎてしまうと手こずります。手こずりました。
夜。ネットの情報では「1階のカラオケの音が深夜まで聞こえる」などの書き込みがあり、念のために耳栓を用意したのですが、その日はまったく聞こえず、ゆっくり爆睡できました。
※ ※ ※
“昭和風”、ではなく、“ホンモノの昭和”がそこにある弘前市のリノベホテル、若い旅行客だけでなく外国人観光客にも人気なのだそうです。
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