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令和の時代は“いつかはクラウン”じゃなくて「いつかはアルファード!?」 高級ミニバン「アル/ヴェル」を買うなら年収はいくら必要? 幸せ家族の世帯年収とは

アルファードの最廉価540万円で計算すると……

 トヨタの「アルファード」と「ヴェルファイア」は、トヨタ・ブランドとしてフラッグシップのミニバンです。

 ハイレベルな存在感・高級感・快適性・機能性・積載性を兼ね備えているため、個人ユーザーだけでなくハイヤーや社有車といったVIPの送迎車としても高い人気と支持を得ています。

トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」。自販連調べの2024年度(2024年4月から2025年3月)の乗用車ブランド通称名別順位ではアルファードが全体の6位、ヴェルファイアが23位にランクインしている
トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」。自販連調べの2024年度(2024年4月から2025年3月)の乗用車ブランド通称名別順位ではアルファードが全体の6位、ヴェルファイアが23位にランクインしている

 リセールバリューが高いことも特徴です。

 WEBや街の中古車販売店のプライスを見てみると、走行距離が少ないなどの条件が良ければ、年式が古くても100万円以上の値がつけられている個体が多く見られます。

 一方、新車価格は高額です。アルファードは基本価格が510万円から1065万円、ヴェルファイアは670万円から1085万円となっています。

 アルファード/ヴェルファイアを新車で購入するには、どの程度の年収があれば余裕をもって所有できるのでしょうか。

 今回は、アル/ヴェルファミリーの中でもっとも安価な、510万円のグレードで検証してみたいと思います。

 ちなみにそのグレードは「ハイブリッドX」。190馬力・236Nmを発生する2.5リッターエンジンを搭載したモデルで、WLTCモード燃費は18.9km/Lを記録します。

 トヨタの公式WEBで見積もりをしてみると、追加料金のないボディカラー「ブラック」だと、税金・諸費用込みで523万7650円という金額が出ます。

 オプションなしは現実的ではないため、30万円ほどを見積もり、550万円として計算してみたいと思います。

 新車を無理なく購入できる年収といわれているのが「年収の半分程度」。購入価格が550万円とすると、年収1100万円が必要ということになります。

 ちなみに国税庁が発表した令和5年(2023年)の平均年収は460万円。男性のみの平均であれば569万円、女性は316万円という結果でした。

 この男女別の統計数値を、単純に夫婦として合算すると、885万円が平均世帯年収といえます。

 この世帯平均額で「年収の半分」に当てはめると215万円ほど足りません。

Nextサブスクやローンを活用すればハードルが下がるが…
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