「水曜どうでしょう」放映から四半世紀 キングオブ深夜バスは令和の今も走っていた! 実際に乗ってわかった「はかた号」の“恐るべき進化”とは
東京と博多を結ぶ深夜バス「はかた号」とは
人気俳優・大泉洋さんを世に出したのが、HTBの深夜バラエティ「水曜どうでしょう」。それらは再放送されたりDVD化されたりと、レギュラー放送が終了して20年以上経った今でも人気を博しています。
番組ではさまざまな企画がありましたが、とくに人気が高いのが、サイコロの出目で次の行き先が決まる「サイコロの旅」。なかでも「サイコロ5」は、名作としてファン(藩士)に語り継がれています。
その旅の最中に2回もサイコロの目が出てしまい、どうでしょう班をパニックに陥れた「キングオブ深夜バス」が、東京と福岡・博多を結ぶ深夜バス「はかた号」です。そんなはかた号は、じつは令和になった現代でも1日1便、走り続けています。

ちなみにこの区間、所要時間は飛行機だと羽田空港から福岡空港までおよそ2時間。またJALで羽田発1日17便、ANAで1日19便と多く、そのほかにもスカイマークやスターフライヤーなどがひっきりなしに飛んでいます。
飛行機はどうも苦手…という人には、新幹線という手段もあります。東京駅から博多駅まで新幹線のぞみで約5時間。こちらも直行する便だけで1日に東京駅発で30本以上が走っています。
それなのに、1000kmを超える距離を14時間以上もかけて、深夜バスが走っているのでしょうか。そこにはどんな魅力が隠されているのでしょうか。
それを確認すべく、実際に乗ってみました。
飛行機のJAL/ANAの場合、羽田−福岡の正規料金は約5万円ですが、早割ならば1万5000円程度から。スターフライヤーなら最安値で9600円になります。また新幹線のぞみの場合は、東京−博多が普通指定席で2万3810円、自由席なら2万2220円です。
では、はかた号はといえば、ダイナミックプライシング(変動料金制)を採用。ただしプレミアムシートは1万8000円から2万5000円、ビジネスシートは9000円から2万円と、決して「格安」ではありません。ちなみに今回、GW直前の平日に乗車、50日前に予約をした時点でのプレミアムシートの価格は2万3000円でした。
そう、令和のはかた号には、横3列の通常「ビジネスシート」に加え、4席のみ個室型の「プレミアムシート」が設定されているのです。
このプレミアムシートが大人気で、週末や土日だけでなく平日も1か月以上前から予約が埋まる状況です。ただキャンセルも出るので、乗りたい人は予約サイト「ハイウェイバスドットコム」をチェックしておくのも手です。
今回乗ったのは、山陽新幹線博多駅に隣接する博多バスターミナルを18時40分に出発し、翌朝に東京のバスタ新宿に到着する上り便。途中、天神や黒崎インター引野口、砂津、小倉駅前に立ち寄り、乗客を乗せていきます。予定ではバスタ新宿に翌朝9時19分着。つまり通常に行けば、乗車時間は14時間39分という長旅になります。
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