「水曜どうでしょう」放映から四半世紀 キングオブ深夜バスは令和の今も走っていた! 実際に乗ってわかった「はかた号」の“恐るべき進化”とは
15時間を超えたバス旅でなにを思う?
朝6時半、「まもなく静岡SAで朝の休憩です」とのアナウンスで起床しました。それまでずっと、目覚めることなく深く眠り続けていました。

普段、取材でビジネスホテルに泊まってもいつも寝付きが悪く、眠れないことが多い自分なのですが、この日は人生最長の出張の最終日。9泊目ということもあり、積み重なった疲れもあったのでしょう、本気で爆睡できました。
こういう日は自分のイビキが気になってしまうのですが、他人に迷惑をかけないですむのもプレミアムシートの利点。そういう安心感も、深い眠りにつけた要因かもしれません。
静岡SAでは15分の休憩。バスに乗り込むと、乗務員からお茶が配られました。
そこからは、都内に向けてラストスパート。休日前の金曜日ということもあり、首都高渋谷線上りは用賀手前から渋滞していますが、相変わらず快適なシートに座り、パソコンでメールのチェックなどをします。
ここで気がついたのですが、シートの前方にある、擦りガラスだと思っていたものはじつはプライベートガラスで、左手側コンセント下にあるボタンを押すと透明/曇りガラスに切り替わりました。透明にすれば前方の視界が開け、首都高の渋滞までも楽しめる仕様となっています。
バスタ新宿に到着したのは結局9時45分。渋滞もあり、15時間を超えるバス旅は終わりました。
※ ※ ※
水曜どうでしょうの「サイコロ5」放映から、いくら30年近い時が経ったとはいえ、同じ名前の深夜バス、それもほぼ当時と変わらない乗車時間ということもあり、じつはある程度のツラさは覚悟していました。
もしかしたら、寝ても寝ても時間が進まない「逆浦島現象」が起きるかもしれない、「ケツの肉が取れる夢」も見られるかもしれない、と半分恐れ半分期待していましたが、令和のはかた号は、じつはまだまだずっと乗っていられるほど快適なバス旅でした。
ホントはトラブルや苦労など、もうちょっとネガティブな面があったほうが記事として面白いのかもしれませんが、これがはかた号のプレミアムシートに乗ってみた事実です。
深夜バスに乗り慣れていない人や、一人旅の女性にもオススメできるのがはかた号のプレミアムシート。人気の理由がわかりました。
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