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輸入SUVでナンバーワン! メルセデス・ベンツが大人気SUV「GLC」に追加した“日本専用エントリーモデル”の魅力とは

装備を厳選した“戦略的GLC”登場

 日本市場で圧倒的な人気を誇るメルセデス・ベンツのミドルサイズSUV「GLC」および「GLCクーペ」に、新たなエントリーモデル「Core(コア)」が加わりました。

メルセデス・ベンツ「GLC 220d 4MATICコア」
メルセデス・ベンツ「GLC 220d 4MATICコア」

 GLCは2015年に登場したDセグメントSUVで、GLKの後継モデルとして誕生しました。世界累計販売台数は260万台を超え、2020年・2021年にはメルセデス・ベンツの乗用車の中でベストセラーモデルに。2022年にフルモデルチェンジを果たし、2代目は2023年3月から日本市場でも販売が開始されています。

 ボディサイズは全長4720mm×全幅1890mm×全高1640mm、ホイールベースは2890mmで、先代より全長で50mm、ホイールベースで15mm延長されています。

 新たに追加されたコアは、GLCの中で最もリーズナブルな価格設定となっており、通常ボディの「GLC 220d 4MATIC Core(GLC 220d 4マチック・コア)」は819万円、クーペボディの「GLC 220d 4MATIC COUPE Core(GLC 220d 4マチック・クーペ・コア」は866万円です。

 パワートレインは、最高出力197馬力・最大トルク440Nmを発生する2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン「OM654M」に、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせた48Vマイルドハイブリッド。トランスミッションは9速AT「9Gトロニック」、駆動方式はグレード名にもある通りフルタイム4WDの「4MATIC」が採用されています。

 装備内容は、人気の高い「GLC 220d 4マチック」をベースに、日本市場で需要の多い仕様に絞り込むことで、戦略的な価格設定を実現。ボディカラーはポーラーホワイト、オブシディアンブラック、ハイテックシルバーの3色で、有償カラーは+8万5000円。内装はブラックのレザーARTICO仕上げが標準で、オプションの「AMGラインパッケージ」(75万9000円)を選択すれば、ネバグレーとブラックのコンビインテリアやスポーツシート、専用エクステリア、20インチアルミホイール、メタルウィーブインテリアトリムなどが装備されます。もうひとつのメーカーオプションは「パノラミックスライディングルーフ」(23万3000円)のみという、シンプルな設定です。

 エントリーモデルとはいえ、GLCの“核”となる部分はしっかりと残されています。日本市場で需要の高い仕様を厳選したコアは、価格を抑えながらも、インフォテインメントシステムや運転支援システムなどの基本装備において他グレードと差がなく、内装の質感も高水準です。決して“エントリー”だからといってチープさを感じさせることはありません。

 筆者も実際にGLC 220d 4マチック・クーペ・コアに試乗しましたが、走行性能や装備、質感すべてにおいて不満は一切なし。むしろメルセデス・ベンツらしい上質さを存分に感じることができ、満足感の高い一台だと感じました。

 必要な選択肢や装備をきちんと残しつつ、魅力的な価格帯を実現しコアは、「装備やパワーユニットを自分に合ったものに絞っていったら、自然とCoreが最適解だった」と感じるユーザーも多いはずです。

 決して妥協ではない、“欲しかったのはコアだった”と思えるこの日本専用グレードの登場は、メルセデス・ベンツがいかに日本市場の声に耳を傾けているかを物語っています。

 消費税込みの車両価格は、以下のとおりです。
・GLC 220d 4MATICコア:819万円
・GLC 220d 4MATIC:876万円
・GLC 350e 4MATICスポーツ・エディションスター:1013万円
・メルセデスAMG GLC 43 4MATIC:1194万円
・メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス:1804万円

・GLC 220d 4MATICクーペ・コア:866万円
・GLC 220d 4MATICクーペ:916万円
・GLC 350e 4MATICクーペ・スポーツ・エディションスター:1046万円
・メルセデスAMG GLC 43 4MATICクーペ:1241万円
・メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス・クーペ:1853万円

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