「音」で距離も測れる!? レトロな37mmのコンパクトケースに秘める深い歴史とクロノグラフの面白さとは
●一度は使ってみたくなる“テレメーター”機能
スイス時計製造における聖地・ヌーシャテル州はル・ロックルにて1891年に創業したアンジェラス。
この度発表された新作「クロノグラフ テレメーター」は、かつてハンガリー空軍のために製造された別のモデルを思わせる作品でありますが、当時のパイロットのために用意されたタキメーターと45秒計を、それぞれテレメーター(距離計測機能)スケールと、30分積算計に置き換えたもの。
テレメーターとは、ある事象が見えた瞬間にクロノグラフをスタートさせ、その事象の音が聞こえた時点でストップさせることで、距離を測定するというもの。
つまり、視覚で捉えられる光(光速)と音速との差を利用して距離を測るもので、戦時中には大砲までの距離を測定するなどに使われたのだとか。
現代社会での実用性はさておき、歴史を感じさせるディテールと機能は時計ファンなら一度は使ってみたくなるはずなので、落雷の際などに活用してみるのも一興かと。

●レトロな美しさの3カラーにて展開
ケース径は37mmとなり、これはアンジェラスのラインナップでは最小というコンパクトさ。
ステンレススチール製ケースのモデルが2色のダイヤルカラーで展開し、ブロンズ調のピンクダイヤルと、チタングレーダイヤルという選択肢で、それぞれ限定数は各25本。価格は352万円(消費税込)。
加えて、18Kイエローゴールド製ケースのモデルも用意され、こちらのダイヤルはかすかにニッケル風に輝くホワイト。限定数はさらに希少な15本で、価格も別格の627万円(消費税込)。
ムーブメントは共通して機械式の手巻きムーブメント A5000であり、スモールセコンドと30分積算計、42時間のパワーリザーブを搭載。
レトロなダイヤルカラーと呼応するように、カーフレザーのストラップも、アンスラサイトグレー(ピンクダイヤル)、セージグリーン(グレーダイヤル)、スチールブルー(イエローゴールドモデル)という落ち着いた色彩をチョイス。
プッシャーもまた特徴的で、ダブルプッシャーに代わり、リューズにプッシャーを一体化させたモノプッシャーによってスマートな印象にまとまっており、小ぶりなサイズ、そして現代的とも言えるニュアンスカラーの共演によって、歴史を感じさせるクロノグラフでありながら、洗練のエレガンスも醸し出すという、多面的な魅力を秘めた作品となっています。
●製品仕様
「クロノグラフ テレメーター」
・価格(消費税込):352万円(スチール製モデル)/627万円(ゴールド製モデル)
・限定数:スチール製モデル 各25本/ゴールド製モデル 15本
・ムーブメント:A5000 機械式手巻きムーブメント
・パワーリザーブ:42時間
・機能:時、分、クロノグラフ(30分積算計)、20kmまで測定可能なテレメータースケール
・ケース素材:ステンレススチール/18Kイエローゴールド
・ケース径:37mm
・風防:ボックス型サファイアクリスタル、両面反射防止加工
・裏蓋:サファイアガラス、反射防止加工
・防水性:3気圧(30m/100フィート)
・ストラップ:カーフレザー
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